酒も飲まなきゃ ばくちも打たず惚れた女のあの真心を胸に抱きしめひとり旅地底 千尺 鶴嘴振う川筋気質 誰が知ろ親に捨てられ 女房にゃ死なれ背の我が子を あやして泣いて今日も昨日も貰い乳筑豊一代炭坑育ち見たか荒くれ丸裸わたる風さえ 暗さに泣いた生れ故郷のこの川筋に生きて行こうよ男なら黒いボタ山 緑にかえりゃやがて明るい月が出る