木村弓
水の三拍子 – 木村弓
青空を 浮雲を
水面に あやしながら
たゆとうて まどろんで
目覚めたまま 夢見てる
欲しいものは もうなくて
吹く風のままに 揺れるとき
花はただ まなざしになる
うつして あふれて
ルフフ…
たそがれに 月影に
水面は 染まりながら
さざ波の 息づかいは
終わりのない 三拍子
この世の渕を こぼれる
声なき言葉の いくつもに
花はただ 耳をすませる
光ふるえる 舟の上
青空を 浮雲を
水面に あやしながら
たゆとうて まどろんで
目覚めたまま 夢見てる
欲しいものは もうなくて
吹く風のままに 揺れるとき
花はただ まなざしになる
うつして あふれて
ルフフ…
たそがれに 月影に
水面は 染まりながら
さざ波の 息づかいは
終わりのない 三拍子
この世の渕を こぼれる
声なき言葉の いくつもに
花はただ 耳をすませる
光ふるえる 舟の上
なぜ海は青くて 雲は流れるのなぜ川は謳うの 梢は踊るのつきない問いかけは はるか昔からてのひらの 小さな地球(ほし)に恋をしているせいゆっくりと歩くのは いとし
青空に線を引くひこうき雲の白さはずっとどこまでも ずっと続いてく明日を知ってたみたい胸で浅く息をしてた熱い頬 さました風も おぼえてる未来の前にすくむ手足は静か
Somewhere, a voice calls, in the depths of my heartMay I always be dreaming, the
あたらしい時が満ちる壊れかけて見える願いのなかはじまりの時が満ちる高らかな産声 上げながら目には見えない 林檎の実静かに落ちる朝なつかしいあなたのなかのあたらし
花びらひらひら みんなの上に風に揺られて くるくるまわるくるるるまわるよ 花びら踊るみんなもくるるる まわるよ踊るまわるよ踊るよ 風にのって花びら散る散る みん
銀のしずく ふるふるまわりに金のしずく ふるふるまわりにふるふる金のしずくのまわりにふるふる銀のしずくのまわりに金と銀とは、銀と金とは、メビウスの輪になって 果
たまりや たまりや おったまりそりゃ ぬけろや ぬけろや ねずみさん大きく 小さく そりゃ 大きくなれたまりや たまりや おったまりそりゃ ぬけろや ぬけろや
'Mid pleasures and palaces tho'we may roam,Be it ever so humble, there's no plac
露の草原はだしでゆけば、足があおあお染まるよな。草のにおいもうつるよな。草になるまであるいてゆけば、私のかおはうつくしい、花になって、咲くだろう。花になって、咲
つぼみがほどけるたびにまたひとつ 夢が実る花びら 風にそよぐたび未来が あふれだす訪れる朝は見えない天使の腕で海風の港町抱きしめてくれる子どもたちの足元に小さな
呼んでいる 胸のどこか奥でいつも心躍る 夢を見たいかなしみは 数えきれないけれどその向こうできっと あなたに会える繰り返すあやまちの そのたび ひとはただ青い空