木村充揮×近藤房之助

ぐでんぐでん – 木村充揮×近藤房之助

俺とおまえは飲んだくれ
いつもおんなじ店に来て
軽く酒でもひっかけりゃ
窓に夜明けがくる暮し
ああぐでんぐでん 俺とおまえはぐでんぐでん
酔っておまえがつぶれたら俺のこの肩かしてやる

寝ぐらそろそろかためろよ
そんな言葉にゃ耳かさず
風にきままな千鳥足 夢見心地の旅に出る
ああぐでんぐでん 俺とおまえはぐでんぐでん
廻り道でも道は道 はるかどっかにたどりつく

あの娘生れは天ビン座
恋をはかりにかけた人
未練はないさとつよがれば
ホレていたのか胸にしむ
ああぐでんぐでん 俺とおまえは ぐでんぐでん
思い出すたび ほろにがい あんときゃおまえと 迎え酒

ああぐでんぐでん 俺とおまえはぐでんぐでん
思い出すたびほろにがい あんときゃおまえと
迎え酒
ああぐでんぐでん 俺とおまえはぐでんぐでん
今はなんにもできねえが いつかお返し するつもり

人の心が川ならば 俺とおまえは酒の川
夢も涙もこの酒に 流し流され生きていく

ああぐでんぐでん 俺とおまえはぐでんぐでん
もしもこの俺つぶれたらおまえがかついで帰るだろう

ああぐでんぐでん 俺とおまえはぐでんぐでん
もしもこの俺つぶれたらおまえがかついで帰るだろう

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プカプカ – 木村充揮×近藤房之助

おれのあん娘は タバコが好きでいつも プカ プカ プカ体に悪いからやめなって言ってもいつも プカ プカ プカ遠い空から 降ってくるて言う「幸せ」ってやつがあたい

夢で逢いましょう – 木村充揮×近藤房之助

夢で逢いましょう 夢で逢いましょう夜があなたを抱きしめ 夜があなたに囁くうれしげに 悲しげに 楽しげに 淋しげに夢で 夢で 君も 僕も 夢で逢いましょううれしげ

見上げてごらん夜の星を – 木村充揮×近藤房之助

見上げてごらん夜の星を小さな星の小さな光がささやかな幸せをうたってる見上げてごらん夜の星をボクらのように名もない星がささやかな幸せを祈ってる手をつなごう ボクと

北帰行 – 木村充揮×近藤房之助

窓は夜露に濡れて都すでに遠のく北へ帰る旅人ひとり涙流れてやまず夢はむなしく消えて今日も闇をさすらう遠き思いはかなき希望恩愛我を去りぬいまは黙して行かんなにを又語

星屑の町 – 木村充揮×近藤房之助

両手を回して 帰ろ 揺れながら涙の中を たったひとりでやさしかった 夢にはぐれず瞼(まぶた)を閉じて 帰ろまだ遠い 赤いともしび指笛吹いて 帰ろ 揺れながら星屑

これが男の生きる道 – 木村充揮×近藤房之助

帰りに買った福神漬けで一人淋しく 冷飯喰えば古い虫歯が またまたうづくぐちは云うまい こぼすまいこれが男の 生きる道ああ わびしいナアー毎日もまれる 満員電車い

赤と黒のブルース – 木村充揮×近藤房之助

夢をなくした 奈落の底で何をあえぐか 影法師カルタと酒に ただれた胸に何で住めよか 何で住めよかあぁ あの人が赤と黒との ドレスの渦にナイトクラブの 夜は更ける

酒よ – 木村充揮×近藤房之助

涙には幾つもの 思い出がある心にも幾つかの 傷もあるひとり酒 手酌酒演歌を聞きながらホロリ酒 そんな夜もたまにゃ なぁいいさあの頃を振り返りゃ 夢積む船で荒波に

男ならやってみな – 木村充揮×近藤房之助

男なら 男なら何をいつまで 未練じゃないかどんとその胸 叩いてみろよ涙なんかは 吹っとぶぜ男なら やってみな男なら 男なら顔は売っても 心は売らぬまして可愛い 

酒と泪と男と女 – 木村充揮×近藤房之助

忘れてしまいたい事やどうしようもない寂しさに包まれた時に男は 酒を飲むのでしょう飲んで 飲んで 飲まれて 飲んで飲んで 飲みつぶれて眠るまで飲んでやがて男は静か

男のブルース – 木村充揮×近藤房之助

ネオンは巷(まち)に まぶしかろうと胸は谷間だ 風も吹く男ならばと 耐(こら)えちゃみたが恋の傷手(いたで)が 命とり涙がじんと にじんで来たよ俺もやっぱり 人

俺は待ってるぜ – 木村充揮×近藤房之助

霧が流れて むせぶよな波止場思い出させてヨー また泣ける海を渡って それきり逢えぬ昔馴染みの こゝろと心帰りくる日を ただそれだけを俺は待ってるぜどらの響きも 

泣いてたまるか – 木村充揮×近藤房之助

天(そら)が泣いたら 雨になる山が泣くときゃ 水が出る俺が泣いても なんにも出ない意地が涙を…泣いて 泣いてたまるかヨ通せんぼ海は涙の 貯金箱川は涙の 通り道栓

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