朝丘雪路

与謝野晶子 – 朝丘雪路

わが胸は潮のたむろ火の家と
あまりあらはに人恋ひ初めし

あなたと呼べず師と呼んで
心の妻でいれるなら
なぜにこれほど海恋し
ひとりで髪を梳きながら
みだれみだれみだれ髪の
少女となりました

やは肌のあつき血汐にふれも見で
さびしからずや道を説く君

今宵もひとり待ちぼうけ
赤い折鶴折りながら
とべぬ一羽を折り殺す
百三十里きみ恋し
みだれみだれみだれ心の
ひとの子の夢です

夢みじかし何に不滅の命ぞと
ちからある乳を手にさぐらせぬ

ひとを恋ふるは罪ならず
永劫くらきうずしほに
すゝり泣いても何になる
かざす牡丹を火と燃やし
みだれみだれみだれ女の
わたしを抱いて!
わたしを抱いて!

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グッドバイ・マイ・ラブ – 朝丘雪路

グッドバイ・マイ・ラブ この花束をどこかの知らない海へ すてて下さい二人の恋の終りにグッドバイ・マイ・ラブ いつものように笑って見せて下さい 二人がはじめて出会

ごめんなさい – 朝丘雪路

ごめんなさい 今度だけは許してねあなたの怒る 顔が見たかったのもうしないわ こんな悪い遊びはあなたのつらい気持ちを 知ったから抱きしめてほしいあたたかな腕で過ち

あなたが欲しい – 朝丘雪路

聞いてちょうだいここにすわってでも でも ないしょにしといてあなたと はなれられない影になりたいふまれてもいい今までだまっていたけれどほんとはあなたが欲しいなに

赤坂の夜は更けて – 朝丘雪路

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二人でお酒を – 朝丘雪路

うらみっこなしで 別れましょうねさらりと水に すべて流して心配しないで 独(ひと)りっきりは子供の頃から なれているのよそれでもたまに 淋しくなったら二人でお酒

あなたのいない夜 – 朝丘雪路

あなたのいない 夜の静けさが心の中に しのび寄るのよ紅茶ぢゃわんの レモン色がどうしてかしら あせて見えるわあなたのいない 夜の静けさはひとりでいるには 淋しい

海を見るなら – 朝丘雪路

海を見るなら 冬がいいですね冷たさと やさしさが 一緒にいるから汽車に乗るなら 夜がいいですね寒々としみじみと 涙が出るからどうぞ気にかけずに 切符を買って下さ

さよならの季節 – 朝丘雪路

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知りすぎたのね – 朝丘雪路

知りすぎたのね あまりに私を知りすぎたのね 私のすべて恋は終りね 秘密がないから話す言葉も うつろにひびく嫌われたくなくて 嫌われたくなくてみんなあなたに あげ

ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー – 朝丘雪路

小雨ふる夜は 何故か淋しくてしんみりあなたと お話したいのなんにも云わずに 別れたあの夜つれない方と 恨んでますのよOne Rainy Night In Tok

お別れしましょう – 朝丘雪路

お別れしましょう 契らずに悲しい別れが来るまえに私の耳に触れないで苦しくなるから本当の恋って何よ本当の愛って何よ 何よ 何よおしえてあなた抱かれて心が動くのはみ

おとなの会話 – 朝丘雪路

見知らぬ同志が肩よせ合っておとぎばなしの恋物語男のあなたがきっかけ作り女の私が後を続ける最初はすてきな甘いお話最後は悲しいわかれ話大人同志の会話はいつもうそと涙

また逢う日まで – 朝丘雪路

また逢う日まで逢える時まで別れのそのわけは話したくないなぜかさみしいだけなぜかむなしいだけたがいに傷つきすべてをなくすからふたりでドアをしめてふたりで名前消して

雨がやんだら – 朝丘雪路

雨がやんだら お別れなのね二人の思い出 水に流して二度と開けない 南の窓にブルーのカーテン 引きましょう濡れたコートで 濡れた体であなたは あなたは誰に 誰に 

別れのスナック – 朝丘雪路

さよならは 悲しいけどもっとつづけたら 傷が深くなる水割りを のみほしたら酔ったふりをして お別れしましょうあなたは 気にしないで私の明日からの ことは入口の 

流れ星のブルース – 朝丘雪路

ああしたって こうしたって思う通りに 行く筈ないさ自分勝手に 生きてるけれどこんな私にゃ 私がしたのごめんなさいね ごめんなさいねごめんなさいね お母さん私だっ

ふり向いてもくれない – 朝丘雪路

こんなに好きなのにふり向いても くれない知ってる はずなのにふり向いても くれない死ぬほど せつなくて涙も かれはてたどうしたら いいのどうしたら いいの知って

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