有村竜太朗

猫夢/nekoyume – 有村竜太朗

覚めた夢をたどるたび 猫みたいに置き去りね
ふりむいたら 嘘ついてて 居なかった
うれしい夢に似せてみて 歌歌えど曖昧で
気がついたら 痣になって 滲むんだ

繋がって 繋がって 僕ら ただ 揺らぐように
連れてって 連れてって ふたり だけ 彷徨うように
ずっと ずっと ずっと ずっと

こわい夢で迷子なの ベルが響く空室も
嫌だったから 燃やしちゃって 灰にした
悲しい夢を見上げたら ガラスの雨 土砂降りに
血が付いたら 花いっぱいに 咲いたんだ

なくしたもの なんだろ あるくとほしこわれた
はつかねずみ わらった きれいだって わらった
繋がって 繋がって 僕ら ただ 揺らぐように
連れてって 連れてって ふたり だけ 彷徨うように
絡まって 絡まって 僕ら まだ 切れないように
漂って 漂って ふたり いま 溶け合うように
ずっと ずっと ずっと ずっと

醒めた夢に逃げるけど 夜はいつも暗闇ね
君も僕も似た誰かも包む

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恋ト幻/rentogen – 有村竜太朗

「何時間でもこのままいたいよ ただ君の顔だけ見てたいの」そんな都合いい事なんてないわけで あんな甘ったれた幻想に戻りたい 戻れない なんで?帰りたい 帰れない 

鍵時計/kagidokei – 有村竜太朗

季節外れに咲きましょう名も無いまま咲いてましょう散ってしまうその日まで 揺れたいだけ 揺れたいだけ声と言葉は違うけど くっつけて歌を作ったよ耳の奥に置いとくから

また、堕月さま/mata,otsukisama – 有村竜太朗

フラスコの空は透明に 僕ら その底で不純物思い出も馬鹿みたい 隠したり見せびらかしたり忘れちゃうくせに 多分既読してるのに かくれんぼ 数を数えては返事待ち気に

魔似事/manegoto – 有村竜太朗

またねいつかで 最果てに来た 気がふれたような芝居おしまいいつでも夜の黒い瞳が ぼんやりと君見せた咲いて散りゆく花になれたの? 思惑通り自分騙せた?問いに答えて

浮融/fuyuu – 有村竜太朗

みずうみの奥へひとりで泳ぐ窓は開けたまま カーテン揺らぐ置き去りでごめん 結末だからそこから見えなくなる僕を見ててよ泡になったら 奇麗 憂い沈みきったら 浮上 

ザジ待ち/zajimachi – 有村竜太朗

ゆあん ゆよん ぶらんこのうえぐにゃん ぐにょん ゆがんでてせかいふわん ふらん こいはさめず ぼくはいまだやみだらけぐわん ぐらん みみなりんなかがたん ごと

色隷/sikirei – 有村竜太朗

吹き出し 台詞なし 無言フローリング 憂鬱な女王様使い慣れた嘘つけず 力尽きて白痴吹き出す 演技放棄 不実ベランダ 愚かな召使い声は擦れて空気音 嵐覚めてしゃが

日没地区/nichibotsuchiku – 有村竜太朗

夕焼けに染められて 君も僕も燃えてくそんな夢を覚ました 5時のおわかれチャイム摂取過剰な薬 あくび出すぎて滲む水彩画みたい 奇麗 みんな連れて行ってねゆっくりと

くるおし花/kuruoshibana – 有村竜太朗

いつに見たっけなぁ 記憶 押し花切ない いらない つまんない芝居がかって 面影追ったら昼も夜も 張りぼて天気崩れた 傘は壊れたどうしよう どうしたい?破棄しよう

19罪/jukyusai – 有村竜太朗

車の中はひとりで楽だなこのまま 寝ちゃってもいいんだし外は世界の終わりが来たぐらい眩しい朝焼けだよ昨日はあったけど 夢や理想など何処かで落としてしまったの問い合

憑影と月風/tsukikagetotsukikaze – 有村竜太朗

真夜中 目覚めて 月を探すのは なんとなく悲しい胸の風邪に効くから曖昧なまんまで 置き去りは嫌だなぁ 白黒のどっちか選んだら呼んでね不確かな世界がいいの 蜃気楼

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