有村竜太朗

恋ト幻/rentogen – 有村竜太朗

「何時間でもこのままいたいよ ただ君の顔だけ見てたいの」
そんな都合いい事なんてないわけで あんな甘ったれた幻想に
戻りたい 戻れない なんで?
帰りたい 帰れない そっかぁ
触りたい 触れない じゃあさ
会えないんだし 知らないでいいよ

くちづけで咲いて 躯で色づいて きれいな果実が生ったなら
地面に落ちて腐っていくみたいに愛し尽くせたら良かったなぁ

欲しくって 欲しがって ばっか
遮って 彷徨って 空中
からかって ちらかってるまんま
片付かない 感情やだ

薬で飲む記憶 溶けて底漂う
効き目が切れたのは いつの事?誰の事?だっけぇ?

「何時間でもこのままいたいよ ただ君の顔だけ見てたいの」
そんな都合いい事がもしもあれば こんどは甘ったれた幻想に
覚めないで 醒めないで いるよ
消えないし 消さないし なんて
ズルだけど コレだって デモにして 書き留めた
どこだって そばだって いくよ
ほらだって ここだって いるよ

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鍵時計/kagidokei – 有村竜太朗

季節外れに咲きましょう名も無いまま咲いてましょう散ってしまうその日まで 揺れたいだけ 揺れたいだけ声と言葉は違うけど くっつけて歌を作ったよ耳の奥に置いとくから

猫夢/nekoyume – 有村竜太朗

覚めた夢をたどるたび 猫みたいに置き去りねふりむいたら 嘘ついてて 居なかったうれしい夢に似せてみて 歌歌えど曖昧で気がついたら 痣になって 滲むんだ繋がって 

また、堕月さま/mata,otsukisama – 有村竜太朗

フラスコの空は透明に 僕ら その底で不純物思い出も馬鹿みたい 隠したり見せびらかしたり忘れちゃうくせに 多分既読してるのに かくれんぼ 数を数えては返事待ち気に

魔似事/manegoto – 有村竜太朗

またねいつかで 最果てに来た 気がふれたような芝居おしまいいつでも夜の黒い瞳が ぼんやりと君見せた咲いて散りゆく花になれたの? 思惑通り自分騙せた?問いに答えて

浮融/fuyuu – 有村竜太朗

みずうみの奥へひとりで泳ぐ窓は開けたまま カーテン揺らぐ置き去りでごめん 結末だからそこから見えなくなる僕を見ててよ泡になったら 奇麗 憂い沈みきったら 浮上 

ザジ待ち/zajimachi – 有村竜太朗

ゆあん ゆよん ぶらんこのうえぐにゃん ぐにょん ゆがんでてせかいふわん ふらん こいはさめず ぼくはいまだやみだらけぐわん ぐらん みみなりんなかがたん ごと

色隷/sikirei – 有村竜太朗

吹き出し 台詞なし 無言フローリング 憂鬱な女王様使い慣れた嘘つけず 力尽きて白痴吹き出す 演技放棄 不実ベランダ 愚かな召使い声は擦れて空気音 嵐覚めてしゃが

日没地区/nichibotsuchiku – 有村竜太朗

夕焼けに染められて 君も僕も燃えてくそんな夢を覚ました 5時のおわかれチャイム摂取過剰な薬 あくび出すぎて滲む水彩画みたい 奇麗 みんな連れて行ってねゆっくりと

くるおし花/kuruoshibana – 有村竜太朗

いつに見たっけなぁ 記憶 押し花切ない いらない つまんない芝居がかって 面影追ったら昼も夜も 張りぼて天気崩れた 傘は壊れたどうしよう どうしたい?破棄しよう

19罪/jukyusai – 有村竜太朗

車の中はひとりで楽だなこのまま 寝ちゃってもいいんだし外は世界の終わりが来たぐらい眩しい朝焼けだよ昨日はあったけど 夢や理想など何処かで落としてしまったの問い合

憑影と月風/tsukikagetotsukikaze – 有村竜太朗

真夜中 目覚めて 月を探すのは なんとなく悲しい胸の風邪に効くから曖昧なまんまで 置き去りは嫌だなぁ 白黒のどっちか選んだら呼んでね不確かな世界がいいの 蜃気楼

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