曽根史郎

僕の東京地図 – 曽根史郎

赤い灯も、青い灯も 夜霧の中に
七色の花びらを まき散らす
青春の西銀座 肩を寄せ合い
グラスを上げて唄おう カレッジソング
君と僕との東京 ああ東京。

あのビルも、このビルも 連なる山か
虹かかる 水青きお濠端
楽し街、青い空 プリンスのよう
幸福あふれ歩こう 陽の当る舗道(みち)
君と僕との東京 ああ東京。

行く人も、来る人も 希望を胸に
抱きしめて夢さそう 若い街
華やかなあの塔は 東京タワー
やさしく甘く呼ぶよ 愛のメロディー
君と僕との東京 ああ東京。

人気の新着歌詞

夢の中のパーティー – 曽根史郎

とても素敵な夢を見た好きなあなたと 踊る夢共にとる手に 思いは通い雲に乗り行く 旅ごころあゝ 旅ごころ嬉し楽し 夢をみたさめてくやしい 甘い夢夢の続きを もいち

ジョッキで乾杯 – 曽根史郎

ビールの泡を見ていたらちょいとあの娘に逢いたくなったタクシーとばそか電話で呼ぼか待てよジョッキでもう一ぱいそれからだ、それからだ。ゴックリあおって月見ればちょい

カンボジヤの水祭り – 曽根史郎

水の祭だ 祭だ祭メコン河岸 浮宮で王は竜王(ナーガ)よ 姫乙女(ネアン)カンプ王子の お妃に揃ろた揃ろたよ うれしい顔に月がのぼれば みな拝む。水の祭だ 名物祭

白いジープのパトロール – 曽根史郎

了解々々 目標了解けんかというから 西銀座赤いランプに サイレン鳴らし嵐のように 突っ走る春の夜 花に浮かれるひまもないああ白いジープのパトロール。了解々々 目

キャラバン哀歌 – 曽根史郎

遠い喇麻(ラマ)塔の 灯が見えるゴビの砂漠は 果てもない包(パオ)の一夜(ひとよ)の 想い出抱いて越える砂丘の 國ざかい。きのうテントで 見た夢はいとしせつなや

帰る故郷もない俺さ – 曽根史郎

あの娘(こ)と語った 大根畠栗を拾った 峠の道よおさらばだ おさらばだ基地になる村 ふるさと追われ明日は何処(どこ)ゆく 渡り鳥。段々畑も 一本橋も捨てちゃなら

淡路の千鳥 – 曽根史郎

波にゆられて 水藻にすがり泣くかいとしの 淡路の千鳥由良の港へ 忘れず帰れ阿波へ旅する お遍路さんの笠が可愛いい笠が可愛いい 夜の船。月の一ト夜を 明石の宿で想

天城悲歌(エレジー) – 曽根史郎

伊豆の温泉(いでゆ)の 宿帳に妻とはじめて 君の名を書いた一夜の 明けやすく思い残して ああたどる天城の 紅椿。見れば椿の 花さえも二つ寄り添い 離れじと燃えて

小雨の終着駅 – 曽根史郎

二人旅なら君となら雨の夜汽車じゃ来ぬものを春も終り、戀も終りの終着驛は思い切れとて暗いホームに花が散る。思い切れぬを思い切る男ひとりの旅の果て握り締め、汗のにじ

雨とひとり者 – 曽根史郎

今日も雨 しゃくな雨雨はふるふる 銀座うら軒端づたいに 肩先すぼめチョンガ淋しや 傘もない通るあの娘は 相合傘かお茶をのむほど 銭(ぜに)はなしどうせおいらは遣

東京のお巡りさん – 曽根史郎

朝の八時の交叉点派出所いつものぞいて通るあの娘は銀座のB・Gさん名前もなんにも知らないが好きになってもいいんかな東京のお巡りさんは忙しいデモは日比谷か国会か喧嘩

グッド・バイ東京 – 曽根史郎

あの娘と泣いた あの街も霧の流れに とけてゆくにじむネオンの 紅だけがうるむ涙の 目にしみるグッバイ グッバイ 僕の東京翼も濡れる最終の北の都へ飛ぶコース空の果

東京ムード – 曽根史郎

たそがれ霧の街銀座はほのかにくれてむらさきこめるころVの字ネオンもうるむ誰だろあの歌 花に寄せて唄うのは灯影、燃える 並木通り柳が優しくそっと 肩を、肩を叩く。

若い職長さん – 曽根史郎

くされかかったどぶ板ふめば夜明けの街がちょいとわびしいなっぱ服おいらの生きるよろこびを知っているのはあの煙突だけさおれは旋盤あの娘はタイプうれしじゃないか昼の休

夕焼け地蔵さん – 曽根史郎

泣いて泣かせて それきり逢えぬあの娘はお嫁に いったろか花の廿才もヨー もうすぐ過ぎる俺もお前も 他国の生まれせめて偲ぼか あの頃を。赤い夕焼け 紅がらとんぼ泣

看板娘の花子さん – 曽根史郎

花子さん 花子さん年は十八 番茶も出ばな評判娘で 器量よし、器量よし花子さん 花子さんヨ。花子さん 花子さん立てば芍薬 坐れば牡丹歩く姿の 粋なこと、粋なこと。

横丁名物浪曲ぶろ – 曽根史郎

待ってましたと 二タ声三声湯気のあちらで 声がするきかせましょうかネ 石松さんいつか噂も たちまして横丁名物 名調子おそまつながらも 一席を。うまいもンだと ま

赤銅鈴之助 – 曽根史郎

剣をとっては日本一に夢は大きな少年剣士親はいないが元気な笑顔弱い人には味方するがんばれ たのむぞ僕等の仲間 赤胴鈴之助父の形見の赤胴つけてかける気合も真空ぎりよ

今晩わ、声色やでござい – 曽根史郎

影か あの娘(こ)か 見返り柳やくざやめなと また意見疵をかくした 豆しぼりしがない恋も 今は仇「ええ今晩わ、声色やでござい」浮いた情の 一夜(ひとよ)か二夜(

初めての出航 – 曽根史郎

今日は嬉しい 出航日海は男の 男の往くところ水平線は 希望の空よかもめ、かもめ かもめの唄みんなで 唄って往こよ汽笛もたのしじゃないか初めての出航だ。友よ、妹よ

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