名前も知らない大きな木 いろんな顔した葉っぱたち
木陰のベンチに缶ジュースふたつ 無口な君のため息ひとつ
一足早く秋をまとう一枚を見上げて
「ひとりぼっちなのかな」ってつぶやいた
君の話を聞かせて
ホントは私も弱いけど
少しくらいは元気を分けてあげる
心の声を聞かせて
ホントはみんなも泣き虫で
いくつも涙を越えて笑ってる
大丈夫だよ…
誰にもよく似た私たち 誰にも似てない私たち
笑顔がヘタになったのは 足並みを気にしすぎたせいだよ
ひっそりと胸に抱えた傷跡の数だけ
きっとやさしくなれるはず 強くなれる
君の話を聞かせて
君にしかできないことだってあることだけは
忘れないでね
心の声聞かせて
ホントはずっと待っていたよ
一緒に笑いたいから 一緒に泣きたい
大丈夫だよ…
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