春野寿美礼

  • ハナミズキ – 春野寿美礼

    空を押し上げて手を伸ばす君 五月のことどうか来てほしい水際まで来てほしいつぼみをあげよう庭のハナミズキ 薄紅色の可愛い君のね果てない夢がちゃんと終わりますように君と好きな人が百年続きますように 夏は暑過ぎて僕から気持ちは重すぎて一緒にわたるにはきっと船が沈んじゃうどうぞゆきなさいお先にゆきなさい 僕の我慢がいつか実を結び果てない波がちゃんと止まりますように君と好きな人が百年続きますように ひらり蝶…

  • 異邦人 – 春野寿美礼

    子供たちが空に向かい 両手をひろげ鳥や雲や夢までもつかもうとしているその姿は きのうまでの何も知らない私あなたに この指が届くと 信じていた 空と大地が ふれ合う彼方過去からの旅人を呼んでる道あなたにとって私ただの通りすがりちょっとふり向いてみただけの異邦人 市場へ行く人の波に 身体(からだ)を預け石だたみの街角をゆらゆらとさまよう祈りの声 ひずめの音歌うようなざわめき私を置きざりに過ぎてゆく白い…

  • 前山にて – 春野寿美礼

    山の音がする 山の匂いがするあの日私の小さすぎた足跡山の手ざわり 山の言葉あの日私が夢中になったアリジゴク この石段を昇り切れば小さな御堂があってこの石段を下り切れば待ってる人がいた あと60年たったなら 私の身体も消え去ってあと60年たったなら あの梢だって軽々と飛び越えられる 山の朝露が 足元を濡らすよ少しだけ気の早いツクツクホウシこの山の朝を あなたにも見せたいよいつか二人で 二人きりで歩い…

  • 行かないで NE ME QUITTE PAS – 春野寿美礼

    行かないで こんなにもあなただけを愛してる愛してる 心にもない言葉をふと気ままに 投げたこともあるけれどあなただけが すべてなの行かないで 行かないで行かないで あの日からひとりだけこの部屋に残されてさみしさにたまらなくあなたの名を 呼んでいる愛してる あなただけこんなにも愛してる行かないで 行かないで 行かないで あたしだけひとりぼっちにさせないでさせないで もとのように愛しあっていきたいの ど…

  • Cocktail-カクテル- – 春野寿美礼

    グラスに口づけ してごらんよハートで感じて みてごらんよ オオオ 体が熱くて踊り出すよ命が楽しく歌い出すよDrinking あなただけの 恋のテイスティー チャーリー スプーン一杯夢を少々シェイク出来上がるカクテル幸せ広がるハーモニー 嫌な奴など シェイク シェイク シェイク辛い事など シェイク シェイク シェイクみんなまとめて シェイク シェイク シェイクGet Your Dream and C…

  • 忘れられない – 春野寿美礼

    あの唇が 忘れられない最後に ほほえみ死んでいった 青ざめた唇が あの掌(てのひら)が 忘れられない最後に この手を握りしめた なめらかな掌が 愛し愛され その愛ゆえその愛ゆえ あいつを死に追いやったとは わたし わたしが愛したゆえあいつを救えなかったのだこの私が!あの唇 あの掌忘れられない決して…忘れられない! 人気の新着歌詞 瞳をとじて – 春野寿美礼 朝目覚める度に 君の抜け殻が…

  • Adieu Marseille – 春野寿美礼

    アデュー マルセイユ懐かしの街アデュー マルセイユ我が故郷お前を忘れる日など 一日も無いどれほど お前が懐かしいことか 海から立ち昇る 地中海の潮の匂いと妖しく立ち込める 夜の街の香り靄に溶ける 二つの風が温かく絡み付くように 俺を包む見下ろす街は 変わらない走った小道 転んだ坂道 全ての道を憶えている ああ マルセイユ俺を抱きしめてくれああ マルセイユ未来に向かい一人旅立つ男を女神に護られた永遠…

  • 黄昏に傷ついて – 春野寿美礼

    傷ついてもあなたのこと この胸から消しとれない出逢えた日の想い出を まき戻す涙よりも悲しいもの もしもあれば探すけれど愛が崩れ心さえも もう届かないいつの日か街角で 見かけたら後ろから元気かとせめて 立ち話ぐらいして今はもう 違った生き方を選んで黄昏に 誰か待たせても 別れた日が悲しいほど この胸から遠くなれば懐かしさが恋しくて 立ち止まる明日だけが人生だと いつも話し合ったけれど人は過去のすべて…

  • 愛に守られて – 春野寿美礼

    悲しみより辛いこと 人生にはあるけれど傷ついても 泣き濡れても 若さだけで生きてた恋をしてもこの心 別れをまた急ぎだし友だちにもなれないまま いつも終り告げたけれど子供の頃 憧れてた 父のような恋人に…どこか似ている 今度の人は優しい笑顔も 肩の匂いもただそばで寄り添うだけで 愛に守られて 花も鳥も生きる意味 考えてはいないはず悩まないで 嬉しがって 遊んでいる自由に一度だけの生き方に 悔いを残す…

  • 少年時代 – 春野寿美礼

    夏が過ぎ 風あざみ誰のあこがれにさまよう青空に残された 私の心は夏模様 夢が覚め 夜の中永い冬が窓を閉じて呼びかけたままで夢はつまり 想い出のあとさき 夏まつり 宵かがり胸のたかなりにあわせて八月は夢花火 私の心は夏模様 目が覚めて 夢のあと長い影が夜にのびて星屑の空へ夢はつまり 想い出のあとさき 夏が過ぎ 風あざみ誰のあこがれにさまよう八月は夢花火 私の心は夏模様 人気の新着歌詞 瞳をとじて &…

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