春ねむり

yoake – 春ねむり

さようならよりもきれいな言葉で
朝焼けみたいなうつくしさだけで
きみを記憶にしようとしたけど

そんなやり方じゃ せかいは終わらなかった きみの日々も続くんだ
当たり前の夜 電線伝ってきこえる あの子が泣いてる

きみだけと六畳一間 この部屋で
ラブ・ロマンス 溶けてしまえたらよかったけど
目をあけて焼け野原 電波を伝ってきこえる

あの子が泣いてる 愛は知ってる
勘違いならいい予感だけがいつも当たって
ぼくはまたとりこぼしてしまいそうになるから
ぎゅっと掴んだ 見えない輪郭を きこえない声を
ひとつずつ集めるんだよ
魔法がつかえなくてもいいよ そうやって正しい夜明けがみたいんだ

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とりこぼされた街から愛をこめて – 春ねむり

永遠まわり続けてる気がした 怠惰な日々もほんとうは少しずつ使い古してくたびれていった ぼくやこの星のいのちだったのピンクのペンキ塗りつぶした海が鳴いてぼくらのか

はろー@にゅーわーるど – 春ねむり

きみがすき死ぬほどすき瞬いて毎分毎秒生まれ変わって新しいわたし 恋をしている!泣き腫らしても目をあけて 苦しくっても息がしたい焼けただれても生きてゆけるってせか

ロックンロールは死なない with 突然少年 – 春ねむり

ぼくのエゴを切り裂く音量 イヤホンで塞いでしまえとうとうとがらくた吐き出す街宣車 きみのうたを邪魔するんだ連夜氷点下の夜 凍てつくきみは 灯した気持ちに点火して

春と修羅 – 春ねむり

ぼくの孤独がきみと出会った夜またたきくらいの宇宙が生まれた春一番がぼくの声だからひとつもきき逃さないでいて一瞬の宇宙を積み重ねたら凍えた星にもうたが咲くの光って

せかいをとりかえしておくれ – 春ねむり

ああ ああ ああ ああ あ! せかいをとりかえしておくれベイベーぼくがぼくの孤独を愛した日 せかいは初めてぼくのものだった正しい呼吸のしかたでぼくは生命をうたっ

アンダーグラウンド – 春ねむり

ぼくを最終兵器にしたのはきみさ意味や理由はぼくもわからないけれどきみの涙ひとつひとつ集めて祈るぼくときみとで刻んでよ記憶それだけで心臓が脈打つような愛にしよう見

i wanna – 春ねむり

最低な日々は サイレンサー きこえない銃声 きみをかき消した ああ フィーバー戦場はいつも 清潔で四角い幽霊 意味をなくしてた ああ ぼくが最低なぼくは サイレ

鳴らして – 春ねむり

歪んだのはきみの毎日 ゆめのなかで刺された傷口で失血死朝は真っ赤に腫れ上がる あんなに痛かったはずなのに現実 閉ざされた部屋スリーアウトチェンジしょうもなかった

ゆめをみよう – 春ねむり

弱くてごめんねって泣きじゃくって投げたカッターナイフきみを殺してかたちもなく消えた 陽炎みたいに暑くて溶けたアイスに見向きもしないで140字のためらい傷を見せび

ナインティーン – 春ねむり

わたしがするように誰かはきみを愛さないなんてうたがわたしのすべてできみの住むアパートの隣の家の猫がすきだった ナインティーンこの世の悲しさとさみしさを反射した海

夜を泳いでた – 春ねむり

夜を泳いでた たったひとつでいいから天国を探してたなんにも知らないことすら知らないまま夜を泳いでた 朝がくすぶり出す頃きみを見つけた光のなかに立っていたきみは 

ロストプラネット – 春ねむり

なにもわからないふりをしてたらなにもわからなくなってしまってたそれでも それでもぼくらは 海を知っていた温度は36度8分で刻んだビートで内緒話をしてた金木犀 教

MAKE MORE NOISE OF YOU – 春ねむり

心臓の鼓動よりもたしかな生命の音を探してるあの日 あっけなくあなたがすり抜けていったから奇跡も魔法もつかえないせかいの悲しみをただ見つめて泣いてるそうして雨が降

kick in the world – 春ねむり

ぼくの秘密の花園に花は咲かないママには見えない色の宝石で溢れてるたとえばきみのまなざしの光あの子の髪のシャンプーのにおい初めて眼を開けたあの日ロックンロールとロ

愛よりたしかなものなんてない – 春ねむり

ぼくのぜんぶをくれてやるこころのひとかけらにしてくれよきみがあの電車に乗るためのこころのひとかけらにしてくれよ産まれたてみたいに泣いてた ロックンロールがぼくを

Riot – 春ねむり

ぼくはやさしくなりたい だからやさしくなるのだテレビの向こう銃を乱射したのも 今朝方電車に飛び込んだのもぜんぶ ぜんぶ ぼくだったからそれが流れ星のしっぽを掴ん

lovetheism – 春ねむり

破り捨てた聖書のはしきれ 死ぬって書いてしまっていた制服の胸ポケット サンクチュアリぼくだけをまもるエゴイズムの果て あどけない顔のヒトラーが教えてくれる正常な

海になって – 春ねむり

ふかしたたばこの向こう側 煙っちゃった夜をやり過ごすきみの顔は見えない 息もできないくらい吹きつけた熱風で焼けただれたぼくらかりそめの生命線を引き延ばしてまぼろ

Pink Unicorn – 春ねむり

プロムナード 誰もが鑑賞者ではいられない2020 等しい生命体 呼吸をしておくれ戦争 虐殺「もはや平和ではない」 ロックスターが叫んでる死によって輝く いのちは

ファンファーレ – 春ねむり

感性の鱗を剥がして きれい 光にすかして瞬間のきらめき地表を支配しているカラスが ついばみくだけ散る ぼくだったものぼくより先に泣いてくれる きみが優しいからま

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