映秀。

  • 黄色の信号 – 映秀。

    黄色の信号 僕は悩む赤は止まる 青は進む教えてもらうのは 0か100だから 間の僕は独り 夏に泣く 横目に入る 横断歩道にはいつかの僕が青を渡ってた小さい手は天を仰ぐここにいるよって叫んでる 黄色の信号 僕は止まる赤も止まる 青に惑う 落書き描いてたはずの鉛筆も気づけば消えないボールペンに間違うことにただ怯えてる涙がインクを滲ませ 僕の足を離さない コンビニ前の駐車場にはいつかの僕が友と笑ってた食…

  • 幸せの果てに – 映秀。

    あるとかないとかばっか気にしちゃうかわいいあんたの事そもそも存在してるだけで尊いのになんで気づかないの?ねえねえ 知らないだろうから教えてあげる人間いつかは死ぬんだよ昨日逝った誰かが生きたいと願った今日で秒でtoday 始まりと終わりの交差点every day精神削られてるよえぐいね幸せは奪い合うもんじゃないのに不思議だぜ Ohいや なんにもないのは僕も一緒さ零ノ音 これからの創造者そもそも価値な…

  • 星の国から – 映秀。

    ときめいた時ドキッ煌めいた君としたいしたい事が溢れだしたドキドキは時々苦しいが無くなっちゃうのはやだ寂しいや 小さくて でも 大きいの何気ない一言が蘇るセンチメートル 詰められないよ嫌われるの怖くて 堪らんの 言いたくて でも 言えないのぐるぐる廻るのまだ許してよでも君の 君の衛星が今ときめいてるのは 本当だよ 嘘よ 冗談よだからそばにいて本当だよ 嘘よ 冗談よだからこのままで ときめいた時ドキッ…

  • 悪者 – 映秀。

    君の英雄に憧れた笑う顔見て僕も笑った冷たい街に背向けても君が居るならそれでよかった 優しさはいつかの贈り物無くしちゃったら奪う物君が喜ぶ度に嬉しくて罪に罪を重ねたの あの時あげたプレゼント君は何処か寂しそうで僕は瞳に溺れていたのそう 馬鹿で自惚れてたの 目を覚ましたら 幾つにも傷つけてたの? 幾月もごめん、今更。 “悪者だね” 幾千万もの罰を科されてもいいよ君だけの英雄になれるならいいのそれだけで…

  • My Friend – 映秀。

    Cry Cry いつまで泣いてるのNight 明けない夜はないよ お話ししようよ 愛しのMy Friend悪夢みたいな 一筆書き人生舐めてかかって痛い目見たな 飽きが来たって 冬が来たって遥か彼方 懐かしんで死んでしまうのはやめてさぁ馬鹿になろうよ Fly Fly どこまでも行けるSky Sky その先見ればCry Cry いつまで泣いてるのNight 明けない夜は無いよ おとぎ話に 焦がれた時は…

  • 箱庭 – 映秀。

    産まれた雨のあの日からずっと“普通”に憧れていたんだ貧しくてしょうがない 揃い揃って満開の弁が日差し優しく抱いている麗しくてしょうがない 淋しいのかな寂しいのかなこの涙は何 何も知らない僕いつかはかれるはず大人に成れば意味も理由も白昼夢見た僕いつかは出れる筈雨続きの箱庭 一寸先の光景も既に目の奥焼いてしまうくらいに眩しくてしょうがない 「我慢の“まん”は円満の“まん”だ」口先ばかりの枯れた華五月蝿…

  • 渇愛 – 映秀。

    なるようになるって教えてくれた君もいつしか“変わりたい”って嘆いて生きている足りないモノを補うために頑張れば幸せになれるって誰が言い始めたの? 置いてかないでよここで燃え尽きるまで そのままの 君がいいの割らないで 割らないでいて呑みたいの 歪な愛情を捨てないで 捨てないでいてね僕のことも くだらないこと話した宵も冷めないままの酔いの余韻も明日にはまた無くなっちゃうの割愛するなこの渇愛を足りないと…

  • よるおきてあさねむる – 映秀。

    現実より曖昧真夜中 心地良いから眠れないずっとこのまま続けばいいのに 幻より現実味帯びて 思い出が蘇る君の笑顔が蘇る 青い月が灯る頃君が独り泣いてないことを想うの僕の孤独をあげるよ 朝まで 悲しいニュースばかりが目に焼き付いて辛いけど暗いけど苦しいけど夜の暗闇身に纏って 光を輝かせる僕になる 街は今日も喧騒の最中 からからに渇いてる愛が溢れてしまえばいいのにって そんなふうに君の背中は 淡い光を見…

  • 諦めた英雄 – 映秀。

    街は燃え盛り 彼は遠くへ行く濡れた指先を拭う 彼は行く 見えない消えない癒えない傷痕紅 周りを蝕むの I know“明日には平和だ”と この世には夢があるそいつを叶える為に精進してきてきたよ雨に打たれど叩かれど神に縋る事だけはしなかった両手両腕両足を使っても救える命に限りがあって運命という言い訳を 言い聞かせていた 街は吠え盛り 右へ左へと風と共に誘うの 何処へ行く 悲しみ憎しみ苦しみこの滲み果た…

  • 共鏡 – 映秀。

    鳥籠を覗く自分は恵まれていると部屋で呟いた人はいつまでも惨めだ 誰が作った“自由”と呼ばれる住処を たった二文字だけ贅沢だって 言うの?この狭い部屋でずっと脳死してたって生きて行けるみたいだ 囲まれている誰もが気づくことは無い仕切られている溜息の逃げ場も無い お前が作った“自由”の見えない境界線を たった二文字だって囲まれ仕切られる I know惨めな僕らきっとそこがお似合いだと互いに線を引いた …

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