早見沙織

  • フロレセンス – 早見沙織

    空へ聴かせて僕らの鼓動夜明けを指す方へ 側で鳴り止まない爆ぜた affliction息を吸い込む you can dreamyou can feelyou can leave夢を見た甘く咲く花の行方を 胸を焦がすほどの痛みが溶け出すようにどこまでも続くこの道果てまで刻みつけて優しく、優しく、束ねていく怒りも、弱さも、赦せたらyou can breathe答えも知らず知らず 空が割れて光を放つ動けず…

  • 視紅 – 早見沙織

    去っても止めどなく湧いた弱さ隠した剥離しないよう消したと思い込む この器用じゃない手から二度と溢さずに向き合って痛みを負っても守りたいただ 誰とワレル世界共に抗おう本当の自分のまま揺らぐ悩みモノクロなら身を任せゆっくり光浴び色を慣らす細く脆く折れた傷からあふれた希望たぐって抜け出そう とまどい広がってく張った意識痺れた全部が雑にズレても動けない 世界見渡せない目でも映ったこれまでの掛け替えのない僕…

  • エメラルド – 早見沙織

    ひらいてみればいい そうどこにいたって大きくずっと昔からどうしてか、わかる気がしてる私はそのままで完成できるの エメラルドのように瞬きの奥 調べる律呂葉脈伸ばして羽ばたきの合図に耳澄ませて自由でいる ああだって偶然も私の味方だからもっと愛を歌ってもいいんだ 今日も信じてたよ きっと明日も私だけのリズム 口遊んで踊る最低も最高もただ同じ場所にあるなら私ここで 踊ってる ひらいてみればいい そうどこに…

  • Ordinary – 早見沙織

    泣き疲れたね 寝ぼけ眼で今日も地球は回ってる次のページが始まるようにゆっくりカーテン開く 読みかけの本 脱ぎ捨てた服正しさなんてわからないでしょうカモミールティーに解かれるようにふわり 空に溶けていく 君が生きて笑えることが僕にとって何よりも嬉しくて外の世界 眩しく感じても特別じゃなくていい器用じゃなくてもいい何気ない日常を重ねていく そっと隠した悲しい言葉心の奥に溢れている それでも今は受け入れ…

  • Abyss – 早見沙織

    目を閉じて記憶の海に飛び込む錆びついた針 揺れる 僕らの時間に意味があるなら 君に触れて夢を見ていた闇を零さぬように行かないで このままでそれだけで今は今は 君はただ行き先のない詩を書く潮騒が頬伝う 僕らの足跡を波が攫った 闇に触れて夢を見ていた君を零さぬように消さないで 何もかも息を止め沈む 戻れないなら壊していいよなくていいよ崩れていく渦へ底で逢えたら笑っていてよ願っていいの?あの頃のままで …

  • はじまりの歌 – 早見沙織

    素直に生きるほど傷ついたから心 閉ざしてきた誰かの優しさも気づけずにまだ どんなに辛くて怖くても明日は来ると伝えてくれた僕らの言葉胸の中 響いている忘れないよ失くさないよ約束だよ 傷つけてしまうこと恐れていたから心 隠してきた今なら変われるかな?見つけたい確かな声を 壊れそうな痛み どこまで続く暗闇の中 苦しくてもがいてるそれでもその先で笑っていたいと願っているただ僕らは 立ち止まってもぶつかって…

  • ここでここで – 早見沙織

    握りしめたくて 繋ぎたくて 左手の温もりが微かに まだ冷めないよ 今も今も(Always…It felt like time has stopped…向こうに When the time…きっと全て) 貴方に頼まれて 間違えて買ってしまったの冷たい方の缶コーヒーがさ 手のひらに染みる馬鹿だねと隣で 眩しげに微笑む 私より大きなその手に 包まれたならああ 心まで溶…

  • Guide – 早見沙織

    誰もわからない 深い場所今日へのシナリオ閉じたまま 君は一人じゃない混ざり合った(あぁ)想いが支えた きっと立ってきっと前へ「きっと」なんて言えないけどきっかけを感じた横顔は迷いも無く自由じゃない世界へと どんないい詩を辛い詩を聞いて留まって信じ込んでても目で見て感じて決めたい起きて声のするほうへ向かう道案内は自分で悩んで標して行く強く強く願った未来へ重ねよう手を 書いてまた消して線を引いた綺麗に…

  • Awake – 早見沙織

    永く深い夜が終わる「はじまり」が遠く光る震えながら眠る君を呼ぶ声が空に響く 明日が来ない気がしてふいに怖くなったんだ不安の涙が悪夢に変わってしまう前に 消さないで光を焼けつく痛みも引き裂いて強く抱きしめるよ冷たい炎が揺れて二人の痛みが溶け出していくの 君が失くした叫びが君が隠した願いが君を救いだすように闇を照らしますように 吐き出した言葉が心と身体を突き刺そうとも抱きしめるよ激しい炎が揺れて二人の…

  • Tear of Will – 早見沙織

    かげる空 浮かぶ星は遠く散りゆくとこしえに沈む夜へ 彷徨う前に ひび割れた街 夢見し日の幻が揺れる鮮やかな記憶 時の中 こぼれて消えた 吹き荒れた今 風はどこへ向かうのだろう飛び立つそばで落ちた羽が 大地を舞う 心はただ傷ついたとしても守りたいと願う 涙枯れ果てども 奇跡は砕けぬように 煌めく生命の唄よどこまでも闇穿つ意志となれ欠けた夢 拾い集め拡がる世界 照らしてゆくここから時を越え雫となり揺れ…

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