日食なつこ

HIKKOSHI – 日食なつこ

AM5:35 August 3rd Monday
最後の荷物を車に積み込んで
よく住み慣れた部屋を後にした
このドアの鍵を閉めるのも最後さ

さみしくなどない 恐ろしくなどない
本当のところはどうだかまだ分からないな
朝靄でちょっと蒸し返す空気
風が吹くのを待っている

退屈などない刺激的な文化圏
そこを離れた僕を知りたくて

さらば街よ思い出よ 離れたくないくらいで旅立ちは訪れる

カーステレオからくぐもったラジオ
この夏最初の台風が来るんだってさ
低気圧のせいで重たい頭と
反比例する心

寂れたコンビニで新天地最初の
朝ごはんを買ったよ バターロール サラダチキン
苦いような甘いような僕の気持ちとカフェオレ
目的地はあと少し 暑くなりそうな日差し

遥か街は遠ざかり この涙ふたつでさよならとしようか
さらば街よ思い出よ 離れたくないくらいで旅立ちはちょうどいい

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跳躍 – 日食なつこ

誰も傷付けたくないと変な正義感を掲げてからは相手を気にしすぎてか何でか身動き1つ取れなくなったよ便利なはずの千里眼で余計なものまでが見え始めたあんたの笑顔さえも

あるエゴイストの冒険記 – 日食なつこ

遥か遠く地平線の向こう世界の全てがあるらしい名誉か金かは分からない何せ誰も見たことがないある国では皆に推されひとりの男が立ち上がった世界の全ては必ず私がここに持

深夜潜水 – 日食なつこ

夜になっても眠らない僕と街の灯りはひっそり冷えた深海底をゆらりゆらす深海魚遠く頭上にさぽっかり、そうしてひんやり浮かぶ満月はひっそり冷えた深海底 その水面の目標

スペクタクル – 日食なつこ

On that morning, I got up early.when the world was still covered with night blue

開拓者 – 日食なつこ

一般的に普通1分で歩く距離を3分4分かけて歩いてく人がいる1歩踏み出すたびにその意味を考えるちゃんと確認してからじゃなきゃ進めなくて遅くなる何も考えない日々はい

ヒューマン – 日食なつこ

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Fly-by – 日食なつこ

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夕立 – 日食なつこ

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floating journey – 日食なつこ

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三面鏡 – 日食なつこ

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数える – 日食なつこ

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青いシネマ – 日食なつこ

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エピゴウネ – 日食なつこ

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雨雲と太陽 – 日食なつこ

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水流のロック – 日食なつこ

流れもしないよ停滞のさなか景色は似たり寄ったりだね変わってみろよと挑発したとこで世界は今日も臆病だね挑みもしないよ泥濘のさなか僕らの尾ひれ胸びれは逃げるためだけ

竜巻のおどる日 – 日食なつこ

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