日野美歌

冬紅葉 – 日野美歌

連れがあとから遅れてくると
待てばみちのくしぐれ宿
あなた…あなた…
あなたいいのよ来なくとも
あゝ泣くだけ泣いて
情けひと枝 すがる冬紅葉

夜があんまり長すぎるから
ひとり手酌で死にたがる
酔って…・酔って…
酔って抱かれただけですか
あゝ答はいいの
未練ひと彩 燃える冬紅葉

風におびえて目覚めた夜明け
枕さみしいしぐれ宿
情け…情け…
情けないほど好きだから
あゝ寒さを抱いて
せめてひと冬 散るな冬紅葉

人気の新着歌詞

東京とまり木 – 日野美歌

軽口たたいて 笑って泣いてグラス揺らせば 鳴る氷ドアが開くたび はじけるように泳ぐ視線も 切ないネねえチーフ わたし待ってる訳ではないわ卒業したのよ あの恋はな

フォー・ユー – 日野美歌

涙をふいて あなたの指で 気付いたの はじめてあの頃の私 今日までの日々を見ててくれたのは あなたわがままばかりで ごめんなさいね 恋人と 別れてあなたの部屋で

駅 – 日野美歌

見覚えのある レインコート黄昏の駅で 胸が震えたはやい足どり まぎれもなく昔愛してた あの人なのね懐かしさの一歩手前でこみあげる 苦い思い出に言葉がとても見つか

花吹雪 – 日野美歌

初めて降り立つ独り見知らぬ旅人になる光る海原 水彩画みたいここがあなたの生まれた町どこかあなた似の小さな子が 桜にはしゃぐはらりなんだか 泣けてきちゃうよ帰らぬ

桜空 – 日野美歌

ほら桜 見上げる空に 強く強く咲いているよ光る川面に今年もまた春が舞い降りてさよなら告げず空の彼方あなたは帰らないあの日の写真の隅であなたは笑ってるけど会いたく

鳴門海峡 – 日野美歌

海峡に 吹く風はおまえの 呼ぶ声かさすらう この俺の背中に つきささるおまえ忘れの この旅は男ごころの 身勝手か辛いけど もう遅い未練 尾を引く 鳴門海峡波の背

かすみ草 – 日野美歌

あなたを どんなに愛して いたってどうにもならない 恋でした好きな花の 着物姿で待った夜も 思い出すがりつきたい あなたはいつでも帰るところの ある人だったわか

さいはて岬 – 日野美歌

流れる白い雲 私を乗せてあなたのもとへと 連れてってあれからひとり 私はひとりあなたを今日も 探し続けていつしか北へ 北へ心が泣くわ さいはて岬春とはいうけれど

昼顔 – 日野美歌

もうあなたには 会う日もないかしら二人はあの空の ちぎれ雲昼顔せつなく 肩のあたりで揺れていて今も私の思い出泣かせるのそう私から 呼びとめていたならくやめば遥か

北の女 – 日野美歌

むかしの演歌が 身に沁む夜は何故かお酒が ほろ苦い抱けば切ない 女の胸に未練と云う名の恋があるほつれ髪(げ) 悲しい 北の女寂れた港の 小さな酒場破れ障子が 良

あなたの名残り – 日野美歌

レースのカーテン細く開けて街角見つめるだめな癖待ってみたって誰も来ない 来ないのよばかね きっとあなたに似合ったはずの手編みセーター今は編みもほどきもできずにい

春一輪 – 日野美歌

潮の香りを ふくませてあなたの手紙が 届きました右肩さがりの 愛の文字なゝつもあります この便箋にわたしはみちのく 花さくらんぼ幸福一輪 咲かせたいうすい口紅 

私のあなた – 日野美歌

愛してつくす しあわせが男のひとには うるさいですかすがるわたしを 振りきった憎い 憎い 憎い恋しい うしろ影も一度逢いたい 私のあなたあなたのために 生きてき

それでなくても辛いのに – 日野美歌

たそがれに 春の雨ひとりみつめる 店の外とまり木に 身を置いて来ないあなたに うらみごとそれでなくても 辛いのにあなたいなけりゃ なおのことすこし大きな ぐい呑

乱されて – 日野美歌

愛の暮しに疲れた あなたの背中を窓から見送ることが 最後のつとめねいつも二人を映した 化粧鏡はいまではひび割れたままけんかの名残り そのまま乱されて 身も心もや

夢みれん – 日野美歌

憎いあなたが 憎めない未練ごころが 辛すぎて風よ想い出 呼ばないで暗い酒場の とまり木で今夜も淋しい夢が夢が夢が私を 泣かせますドアが開くたび 振り返る淋しがり

あなたと生きたい – 日野美歌

広いこの空の下でやっと見つけられた切ないほどに包んでくれる夕焼けみたいに心凍えそうな夜はずっと知ってたように話す声に温められたいつも受話器の向こうからあなたと生

涙ひとつぶ – 日野美歌

夕焼けまわり道迷い込んだ 路地の裏夕餉(ゆうげ)の支度 母さんの声ひとつひとつが懐かしいひとつひとつが温かいあなたの言葉が胸の奥で 沁みてくる涙ひとつぶ こぼれ

知覧の桜 – 日野美歌

祈りを胸に抱いて 散りゆく命の花よ愛する人の世界が 安らぎに変わるようにと同じ地球(ほし)に生まれて 終わらない争いにあの日の桜今も そこで咲いてますか蛍を追い

ひまわり海岸 – 日野美歌

ひまわり咲いている ひまわり咲いている今年もここで 見つめてる海あの日に失くした すべてのものを心の中で 数えるように歩くのがつらすぎて 泣きたい時はこの場所に

Back to top button