日暮し

街の影 – 日暮し

知らぬ間に愛が生まれ
知らぬ間に人を傷つけて
時が経てばすべて知らん顔
遠い町に愛した人を
置いたままで暮らして来た
長い間それでもよかったのに

ただ忙しく動くだけの日々に
気がつけば廻りには
誰れも誰れも誰れも誰れも
誰れもいないいつしか私は一人

気まぐれの優しさで
声をかけてくれるあなた
そんな優しさで夢を壊さないで
変る季節にも気がつかず
重くのしかかる街の影を
踏みながら 今日も人波の中へ

ただ忙しく動くだけの日々に
気がつけば廻りには
誰れも誰れも誰れも誰れも
誰れもいないいつしか私は一人

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