日向電工

ルスバンウェイブ – 日向電工

空想拠点張り巡る電線上に
クラック解答余地無し
余剰思想乗せてる回線
電信積算街

積み上げた寵児の遺物は
煌煌(こうこう)と輝くも虚しく
崩れ落ちるものかと
星が問う

剥蝕(はくしょく)した半壊端末
(手二取レ我ラガ声ヲ)
吸い寄せられる、くらめく
(サアサア、覚悟ヲ決メロ)
不在通知の灯し(ともし)
(戸惑ウ事ナド在ルカ)
留守録が今書き替わる

唸れ!事象と時を超え
天地開闢(かいびゃく)の時が来た
世代交代の波に乗れ
封じられた魑魅跋扈(ちみばっこ)

響け!事実と虚無を超え
急転、弱化の意思辿れ
世紀末の目に替わり
この謎を解け

「見エルカイ、世界ハ死後ノ祭リサ」
振り上げる電線に乗った欠片の一個、破裂音
無何有郷(むかゆうきょう)がお望みなら伝えておけ、それは無価値だと。
取るに足らない理想論者だと。

生も死も廃れてる地上
(概念体(がいねんたい)ガ宙ヲ舞ウノサ)
滑稽な理想郷建国
(幽体ノ虜ニナルノサ)
空転理論虚栄慢心
(無二帰スナラ今ノ内ダゼ)
留守録に吹き込む世界

綴(つづ)れ!太古の意思と知れ
故に全壊する都市と知れ
燻る紫煙に飲み込まれ
時に混ざり合う雑踏

穿(うが)て!胎動を突き破れ
真実説く王と成れ
その「地の訓戒(くんかい)」を破棄せよ
今、列を成せ

続け!反逆する意志を持て
真実こそ王と知れ
(乗っ取った心臓から劈(つんざ)いた、相対する意思こそは×××)

一人逸れたアンテナは
周回軌道を乗り越えて
瞼(まぶた)開き呟いた
「サア、共二行コウ。」

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