新羅慎二
雨上がり – 新羅慎二
静か過ぎる夜には 雨上がりの歌を歌おう
ひとりぼっちだけれど
窓際にはロウソク 少年たちが迷わぬように
光を照らす
髪の長い大人が僕らに残した罪
髪の長い大人が僕らに残した夢
時は 1960 自由とは何かと考えながら闘い
僕らはその50年後の未来
みな笑顔になってますか?
髪の赤い若者が僕らに残した罪
髪の赤い若者が未来に残した夢
時は 2018 戦争とは本当にあるのかと怯え
僕らのひいおじいちゃん達よ 戦いってなんですか?
昔は良かったなんて口にしたくないから
僕は今を叫ぶ
未来のためとか偉そうなこと言いたくないから
僕は今を歌う
激しい雷雨のような時代だから
雨やどりでもしてみたらどう?
ひとりぼっちじゃなくなるかも