新田晃也

道しるべ – 新田晃也

ままにならない 人の世に
いつか見失(なく)した 道しるべ
弾(はじ)き出された 茨(いばら)の道を
冷めた世間と 冷めた世間と
恨むのか

他人(ひと)に勝つとか 負けるとか
狭い気持(こころ)に 消えた恋
それも運命(さだめ)と 思うが嫌で
灯り手探り 灯り手探り
闇の中

ここが奈落の 底ならば
あとは自分の 度量(はら)しだい
言って聞かせて 見上げた先の
夢が明日(あした)の 夢が明日(あした)の
道しるべ

人気の新着歌詞

夢のつぼみ – 新田晃也

泣くだけ泣いて 眠ればいいさ夜空に涙 撒(ま)き散らせ恋に破れた 悔しい傷がおまえを綺麗に させるから夢のつぼみは 三分咲き寄せては返す 世間の波に流され呑まれ

寒がり – 新田晃也

風邪引くなんて 久しぶりおふくろ死んだ 朝以来大事な人を なくすたび寒さがつのる この頃さもしもおまえが 幸せに今もはぐれて いるのならもどっておいで 寒がり同

男はどこへ – 新田晃也

男という字は 田んぼに力田畑もなくなり 力も失せた流れるままに 身を横たえて男はどこへ 男はどこへ時代を殴(なぐ)って やろうじゃないか恋のひとつも まだ出来る

恋遥か – 新田晃也

北はしぐれて 夜汽車の窓にしがみついてる 病葉(わくらば)ひとつ噂たずねて 降り立つ駅は誰も迎える 人はないいくつ涙の 線路をたどるあなたに あなたに逢えるまで

母のサクラ – 新田晃也

何度サクラを 見られるだろう想い浮かべる 遠い春母とふたりの 静かな花見ぽつんと咲いた 名もないサクラ人でにぎわう 場所よりもここがいいのと 微笑(わら)ってた

梁川城歌 – 新田晃也

風を裂くよな 梁川(やながわ)太鼓吾妻(あづま)おろしで 鍛えた技か政宗(まさむね)ゆかりの 八幡様(はちまんさま)の火の粉火祭り 火振(ひぶ)り山みちのく梁川

昭和生まれの俺らしく – 新田晃也

親父の年を 七つも過ぎてわかったことは なにもない男は畳 一畳あれば昔に逢える 夢ん中涙のわけは 語らずに酒場の隅に 置いてゆく昭和生まれの 昭和生まれの俺らし

ひと夜の別れ – 新田晃也

帰る背中に 夜風が騒ぐ送るあの娘(こ)の 呼ぶ声か別れ間際に 部屋灯(あかり)を消してかくす涙に 心が痛む明日逢えるさ ひと夜の別れ無理も云わずに 我がまま云わ

はぐれ花 – 新田晃也

風に吹かれて 名も無い花が咲いて一輪 儚(はかな)く揺れる表通りに 背を向けて何を好んで 裏通り俺と似たよな はぐれ花惚れた素振(そぶ)りの ひとつも見せず熱い

母を想えば – 新田晃也

母を想えば 温もりで優しく抱擁(つつ)んだ 母がいる茜の空から 花便りいつの日帰る日 待ちわびるありがとう ありがとう母は故郷 我が大地母を想えば 幼い日涙で叱

友情 – 新田晃也

こんな名も無い 三流歌手の何がおまえを 熱くするわずか十五で 故郷(こきょう)を離れ唄を土産の 里帰り久し振りだと 目と目で交わす昔と変わらぬ 握るその手の温(

灯がともる – 新田晃也

遠く離れた 故郷(ふるさと)を思い出すたび お袋(ふくろ)のくれた言葉が 身に沁みる痩せた背中で 手を握り苦労汗する 泪は糧(かて)となる風の寒さや 冷たさを知

夢見てひとり – 新田晃也

目を閉じて振り返る 夜の静寂(しじま)に甦(よみがえ)る想い出を たどる虚しさ逢いたくて恋しくて 心乱れて今はただ幻を 揺れて見上げてアー消えずに 浮かぶ面影抱

望郷新相馬 – 新田晃也

山合いの 小さなふる里よ水の眩しさ 変わらぬだろうか夕飯支度(ばんげじたく)の 煙がのぼる藁葺(わらぶき)屋根が 懐かしい都会(まち)の暮らしに 疲れた夜は遠い

ひとりの街で – 新田晃也

別れに 似合いの言葉探したの 眠れぬままにこの胸に 刻んだ夢をただ…壊(こわ)したくないから傷跡の ざわめきも時間(とき)が 癒すでしょう初めて出会った カフェ

心の財産 – 新田晃也

親父親父ヨー 今更知ったよ背中(せな)の大きさ 優しさ強さ小言一言(こごとひとこと) 聞けないままに重ねた歳が 骨身に沁みる不幸まるごと 詫び心親父親父ヨー 達

心の夜汽車 – 新田晃也

ひとり手酌(てじゃく)の 日暮れ酒胸の線路が 軋(きし)み出すあかね色さす ふるさとへ心の夜汽車に 乗り込めば春まだ遠い 雪の駅あの日別れた おまえが浮かぶ今日

晴れ舞台 – 新田晃也

雲を散らして 風を呼ぶ裸若衆の 勇ましさつつこ引(び)きだよ 俵が踊る五穀豊穣(ごこくほうじょう) 祈願(いのり)を込めて燃やせ男の 晴れ舞台空を突き裂く 大号

夢追い人 – 新田晃也

男はいつでも 飛びたがり愛より夢が 欲しくなる女は男の わがままをきいてあげたり なじったり夢追い人に させてもらったよおまえの涙と 引き換えにそんな昔は 忘れ

野アザミの咲く頃 – 新田晃也

古い手紙を 握りしめ運河(かわ)の流れる この街へ野アザミの 咲く頃が一番好きと 言ってたおまえ目立たぬ花が紫にほのかに染まる うぶな恋だった便り途絶えて 季節

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