しぶきの牙が 船底に
がぶりかみつきゃ 夜が明ける
ドブを飲み干せ 玄海太郎
女と別れる 覚悟はいいか
朝日が昇りゃ 出船だぞ
行かにゃならない 対馬沖
みれんきれたか 玄海太郎
荒波育ちの 土根性見せろ
はげしく船を 揺らす海
足を滑らしゃ 地獄ゆき
波にかじ取れ 玄海太郎
命を張るのは 承知じゃないか
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北の果て 流れ行(ゆ)くオホーツク・ライン朝やけは黄金色(こがねいろ) さざ波染めて初恋の 一人旅 訪ねる君よ愛(いと)しさに 遠い道 宗谷(そうや)の岬青い海
人の世の悲しみに 負けて生きるより力合せて二人で 歩いて行かないか細いうなじの ほつれ毛さえも胸をしめつける辛い過去なら 誰でもあるさ泣くがいい 泣くがいい涙が
ネオンしぐれが 目にまぶしくて歌舞伎町へは 露地裏づたい惚れちゃいけない 他人の花に惚れて 別れて 来たつらさ抱いたギターに きいとくれ新宿ながし涙もろくて ま
母さんお変り ないですかいつも御無沙汰 すみませんいなかの駅で お別れしてから早いものです 一年目東京の水にも もう馴れて若い希望が胸でこんなに 燃えてます父さ
お前のためなら 男の夢を捨ててもいいのさ それほど好きさ金も名もない 男だけれどどこまでも どこまでも付いて来る気が あるのなら死ぬまで俺は 離さない優しい言葉
呼んでみようよ 呼んでみようよ沈む夕陽の あの空を尋ねさがした 幸福はきっとあそこに あるんだろう待ってておくれ 真赤な地平線胸をこがすよ 胸をこがすよ抱いた恋
そのひとみ そのひとみ僕のもの 僕のものこのこころ このこころ君のもの 君のものさらさらと 静かに熱く洩れる吐息の せつなさに変らじと 変らじとむすび合う 指と
この道は ふるさとへふるさとへ 続く道あの空は ふるさとへふるさとへ 通う空ひとしずく 涙おとして父母よ 吾が友よつつがなく あれと祈る都の日昏れこの花は ふる
お前が居たから 今日がある何度かつまずき かけたけど隣で支えて くれたからどうにか来られた ここまでは口じゃ言えない 男の手紙陰でこっそり 読んでくれお前はいつ
初恋は 何故かほろ苦く実らない 愛は美しい面影が 二重(ふたえ)映しにこの胸に いまも消えないああ 月日浮かべて想い出の中へ流れる 暦川仲良しの 幼なじみより喧
ひとりの人に 捧げても捧げきれない 愛でした奈落の底に 落ちて飲む奈落の底に 落ちて飲む女泣く酒 もだえ酒袖すり合わぬ 人よりも一夜だけでも うす情け泣かせてく
旅路の果ての 終着駅に降りればつめたい 雪が舞うお前の姿を 見たと云う噂を頼りに 訪ねてきたよ灯(あかり)も凍(こお)る 北の駅身を切るような 寒さが沁みるお前
問いかけもしない 答もいらないおまえのことばは 俺のおもい傘をひろげた 広さだけ寄り添い住む場所 あればいい大事にしよう めぐり逢いふたり男がいのちをかけて ほ
いのち一途に 尽くしてみても別れりゃ他人の 顔になる忘れたつもりが おんなは駄目ね眠った未練が 目を覚ますあなた恋しい…胸が切ない やるせない今夜の酒は 泣かせ
北風は 哭(な)くものさ思い出も ないている恋ひとつ砕け散り夢さえも命がけ海よ しぶきよ 日本海おまえだけに語りたくて訪ねて来た ……あゝ北風の故郷だものおふく
晴れの日雨の日 いろいろあったいつしか人生 折り返し解(ほど)けかかった 絆の糸を心を合わせて また結ぶ二人で植えた 夫婦桜よ強く根を張れ 枝を張れ子供はかすが
故郷に 骨身埋ずめた やつがいる故郷に 二度と帰れぬ やつもいるあゝ人の世は泣いて生まれて 登って下る思うにまかせぬ 時代坂よくぞ来た抱かれる如く 故郷へ…日本
久しぶりだね 元気でいるかきまり台詞(もんく)の 居酒屋でお客同志の 思い出自慢ほんの束の間 同窓会だ帰れぬ時代へ よろけて帰るあんた四国か 俺は能登たがい違い
のれんをくぐれば かすりの女が故郷なまりで 迎えてくれる北は粉雪舞う頃か 望郷しぐれひとり残した お前のことが 気にかかる手編みのセーター かさね着すれば背中に
あの女(ひと)の 花の唇あの時の 濡れた瞳よ黄昏の 窓にもたれて恋しさに 一人身をやく夢に見る 優し面影夢覚めて 残るまぼろし春の夜を 語り明かした初恋の 君は