新川二朗

望郷しぐれ – 新川二朗

のれんをくぐれば かすりの女が
故郷なまりで 迎えてくれる
北は粉雪舞う頃か 望郷しぐれ

ひとり残した お前のことが 気にかかる
手編みのセーター かさね着すれば
背中にお前のぬくもりしみる
俺のこの胸 濡らすのさ 望郷しぐれ

手酌の酒に 浮かんで揺れる 恋女房
この身は遠くに 離れていても
心はひとつさ 思いがつのる
待っていてくれ 帰る日を 望郷しぐれ
根雪とければ 一緒に暮す春がくる

人気の新着歌詞

オホーツク岬 – 新川二朗

北の果て 流れ行(ゆ)くオホーツク・ライン朝やけは黄金色(こがねいろ) さざ波染めて初恋の 一人旅 訪ねる君よ愛(いと)しさに 遠い道 宗谷(そうや)の岬青い海

なみだ坂 – 新川二朗

人の世の悲しみに 負けて生きるより力合せて二人で 歩いて行かないか細いうなじの ほつれ毛さえも胸をしめつける辛い過去なら 誰でもあるさ泣くがいい 泣くがいい涙が

新宿ながし – 新川二朗

ネオンしぐれが 目にまぶしくて歌舞伎町へは 露地裏づたい惚れちゃいけない 他人の花に惚れて 別れて 来たつらさ抱いたギターに きいとくれ新宿ながし涙もろくて ま

東京から故郷へ – 新川二朗

母さんお変り ないですかいつも御無沙汰 すみませんいなかの駅で お別れしてから早いものです 一年目東京の水にも もう馴れて若い希望が胸でこんなに 燃えてます父さ

愛しているよいつまでも – 新川二朗

お前のためなら 男の夢を捨ててもいいのさ それほど好きさ金も名もない 男だけれどどこまでも どこまでも付いて来る気が あるのなら死ぬまで俺は 離さない優しい言葉

真赤な地平線 – 新川二朗

呼んでみようよ 呼んでみようよ沈む夕陽の あの空を尋ねさがした 幸福はきっとあそこに あるんだろう待ってておくれ 真赤な地平線胸をこがすよ 胸をこがすよ抱いた恋

指切りの街 – 新川二朗

そのひとみ そのひとみ僕のもの 僕のものこのこころ このこころ君のもの 君のものさらさらと 静かに熱く洩れる吐息の せつなさに変らじと 変らじとむすび合う 指と

望郷 – 新川二朗

この道は ふるさとへふるさとへ 続く道あの空は ふるさとへふるさとへ 通う空ひとしずく 涙おとして父母よ 吾が友よつつがなく あれと祈る都の日昏れこの花は ふる

男の手紙 – 新川二朗

お前が居たから 今日がある何度かつまずき かけたけど隣で支えて くれたからどうにか来られた ここまでは口じゃ言えない 男の手紙陰でこっそり 読んでくれお前はいつ

暦川 – 新川二朗

初恋は 何故かほろ苦く実らない 愛は美しい面影が 二重(ふたえ)映しにこの胸に いまも消えないああ 月日浮かべて想い出の中へ流れる 暦川仲良しの 幼なじみより喧

もだえ酒 – 新川二朗

ひとりの人に 捧げても捧げきれない 愛でした奈落の底に 落ちて飲む奈落の底に 落ちて飲む女泣く酒 もだえ酒袖すり合わぬ 人よりも一夜だけでも うす情け泣かせてく

北の駅 – 新川二朗

旅路の果ての 終着駅に降りればつめたい 雪が舞うお前の姿を 見たと云う噂を頼りに 訪ねてきたよ灯(あかり)も凍(こお)る 北の駅身を切るような 寒さが沁みるお前

愛・めぐり逢い – 新川二朗

問いかけもしない 答もいらないおまえのことばは 俺のおもい傘をひろげた 広さだけ寄り添い住む場所 あればいい大事にしよう めぐり逢いふたり男がいのちをかけて ほ

泣かせ酒 – 新川二朗

いのち一途に 尽くしてみても別れりゃ他人の 顔になる忘れたつもりが おんなは駄目ね眠った未練が 目を覚ますあなた恋しい…胸が切ない やるせない今夜の酒は 泣かせ

おれの日本海 – 新川二朗

北風は 哭(な)くものさ思い出も ないている恋ひとつ砕け散り夢さえも命がけ海よ しぶきよ 日本海おまえだけに語りたくて訪ねて来た ……あゝ北風の故郷だものおふく

夫婦桜 – 新川二朗

晴れの日雨の日 いろいろあったいつしか人生 折り返し解(ほど)けかかった 絆の糸を心を合わせて また結ぶ二人で植えた 夫婦桜よ強く根を張れ 枝を張れ子供はかすが

ふるさとへ – 新川二朗

故郷に 骨身埋ずめた やつがいる故郷に 二度と帰れぬ やつもいるあゝ人の世は泣いて生まれて 登って下る思うにまかせぬ 時代坂よくぞ来た抱かれる如く 故郷へ…日本

居酒屋同窓会 – 新川二朗

久しぶりだね 元気でいるかきまり台詞(もんく)の 居酒屋でお客同志の 思い出自慢ほんの束の間 同窓会だ帰れぬ時代へ よろけて帰るあんた四国か 俺は能登たがい違い

玄海太郎 – 新川二朗

しぶきの牙が 船底にがぶりかみつきゃ 夜が明けるドブを飲み干せ 玄海太郎女と別れる 覚悟はいいか朝日が昇りゃ 出船だぞ行かにゃならない 対馬沖みれんきれたか 玄

君を慕いて – 新川二朗

あの女(ひと)の 花の唇あの時の 濡れた瞳よ黄昏の 窓にもたれて恋しさに 一人身をやく夢に見る 優し面影夢覚めて 残るまぼろし春の夜を 語り明かした初恋の 君は

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