新居昭乃

  • Idol talk – 新居昭乃

    Un peu de bleuPour noir de la matiereUn peu de bleuTu te prends pour un chatComme un jour de la vieUne pouppe de cire dans soalaC’est trop! qui surla consoleOmbrdge,ordge o,oC’est d’…

  • 城 – 新居昭乃

    針金でつくる入り組んだお城を テーブルの上の中庭に日が射す 夏の部屋 夜明けの部屋いいことだけを飾るの ひとりひとり閉じこもる子供の頃の私が 笑うこと しゃべること棚の奥 しまい込んで 誰にも見られずに眠るの 鍵をして 入り口 守る人知っている 誰なの? 剣を向けているこの世界すべてに からだ中を傷つける針金 永遠の罠 自分の手でつくったの外に開くドアはない 考えること 思うこともうやめてもいい?…

  • 永遠の涙 – 新居昭乃

    痩せた天地を振り向く予言者が歴史(とき)を哀しむ二つの瞳と二つの耳でなぜ未来をみないか、と 蒼い星座は輝く人々の罪を背負って生命があふれる心の中にまた夜明けを捧げてる 美しい人よ行かないで百年の先で逢いたいけれど私は一人きりの永遠の旅 空は孤独を夢見て近づいた夜を振り切る地上にただようガラスの海はまた炎を吹き上げる 新しい人よ泣かないで千年を超えて待ち受けていた涙を口にしたときにありふれた日々を取…

  • 少年の羽 – 新居昭乃

    すきとおる羽のような君の夢が ほら蒼い空のかなたへすいこまれるよ 君が知らなくても風が知っている光る雲の果てのいつか行く場所を まだ小さなその手に未来からの贈りものそれは静かな願いとおいとおい物語だけどかならず叶う君が今 そこにいるかぎり 少し無口になって見上げる太陽君の目には見えない星が輝く 君が知らなくても風が知っているどんな悪いこともきっと終わるから まだ小さなその羽でも信じて 飛べること胸…

  • Soul of AI – 新居昭乃

    世界の果てを行くアンヌンの陽の下緑の牡鹿の群れそのいのちが見ている夢 空から大地の深くへ落ちて行こう愛することを学ぼうプログラム通りに I’m traveling, traveling…雪の野原を朝焼けの遺跡の町をI am traveling, traveling…ビルの森へと星を映す鏡のような湖へと Try to learn to be like a human愛してくれた人を真似て…

  • ベルデセルバ戦記 – 新居昭乃

    流れる 風と雲が夕陽に向かってゆく この星の向こうまで誰もが 同じことを願い続けてるのに なぜ人は戦う 星空に 映る飛空船から 優しさが 運びさられてく 祈っても 叫んでも せつなくて遠くなる 星の夢 つたえたい惹かれてく 正しさに 辿り着く 答えなんて 無くて 静かに 祈る事と見守る事だけしか 私には出来ないそれぞれの 想い動き始める この星を 一つにするため とまどいや 憎しみが 悲しくて伝え…

  • Nocturne – 新居昭乃

    スリムな三日月が「Bonsoir…」眠くて眠らないヴェルベットみたいな夜 こんな時間が好き ヴェランダに出ましょう Mon fils 紅茶で乾杯ネセロファンみたいな夜風(かぜ) はべらせてふんわり 月もホラ あくびしそうよ 雲に隠れてこっそり「今日」が瞳(め)を閉じる 12時だから キスして夢の前のアペリティフMon petit… 推理小説(ミステリィ)1行で Mon reve 眠りの妖精がノクタ…

  • 眩光 – 新居昭乃

    白い塀に揺れる影道は海まで続いてる小さな舟を出そう風に導かれ ただ一度の恋のように狂おしい光胸の奥に広がるのはあの日見た空Bela angela! 焼ける真昼の太陽微かな下草の匂いなくした時のすべて風に蘇る ただ一度の恋のように狂おしい光胸の奥に広がるのはあの日見た空Bela angela! つま先にからみつく砂消えかけた名前を探すおだやかな波の音にも心はやがて満たされていくの 穢れのない思いだけ…

  • 月のうまれる夜 – 新居昭乃

    銀色に光る ツユクサが揺れてる月の降る夜は 夢の扉も開くよ葉がすれの音は 声にならない声耳をすましたらいつか聞こえるささやきあなたのやさしいたましい 泣いているの? そっと誰もいない場所月の光浴びて咲いた花のような人 すいこまれそうな深い空 藍色あなたの瞳の奥に宿ったおんなじ青さの さびしい宝石 風も星もそっと寄り添う夜 ほら濡れた心抱いていつもそばに横たわる 泣いているの? そっと誰もいない場所…

  • 恋ほど素敵なミュージカルはない – 新居昭乃

    銀色月が屋根に浮かび夜の幕が開く頃ふたりだけの内緒のミュージカルがはじまる 瑠璃色空 五線紙にして星の音符並べてそよ風のコーラスで歌いだすの カシオペアのリードでシリウスが踊る街の灯シャンデリアもステップ踏むわ 誰も知らない秘密の夜あなたとだけ約束金曜の夜 素敵な夢一緒にみるの 流れ星が独唱(ソロ)でうたうわガラス窓にうつって 二重唱(デュエット)海の波も伴奏する 天の河のリードで タウルスが踊る…

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