斉藤由貴

KIZUNA – 斉藤由貴

あなたの胸 触れるそのたび
火傷しそうな真摯な情熱
世界中を敵に回したって
目指したならどうぞ 貫いてください

男は蝶々で 女は花で
空(くう)と大地とでも 同じ明日(あす)を選べるの

時に流され 距離にはなされる絆なんて絆じゃない
思うまま生きて そして
昇った天辺(いただき)から見える景色を教えて いつか

私の胸 抱かれる時は
子どものように 泣いてもいいの
だけど一歩 世界に出たら
勇気持ってどうぞ 戦ってください

喜びは風が 嘆きは雨が
報せてくれるわ いつもそばに感じてる

恋に堕ちてく 愛に溺れてく私のこの幸せより
叶えたい願い それは
“あなたの追う美しいもの 壊されないで 永遠に”

東が西に 宇宙(そら)が海になる事件さえ起こり得るのが
人生としても きっと
二人描く温かい夢 泡沫じゃない 信じてる

時に流され 距離にはなされる絆なんて絆じゃない
思うまま生きて そして
昇った天辺(いただき)から見える景色を教えて いつか

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朱い夢 – 斉藤由貴

遥か君と望む空 きっと私 知らないところ永く険しい時を旅してる 風の話を聞かせて鼓動響く夜明け前 鎮まる心鮮やかな 鐘の音が 希望の彼方へ朱(あか)い夢に燃ゆる

意味 – 斉藤由貴

ふりあおぐ 青い青い空に 涙がたまらなく 溢れてくる その意味教えて何かが目覚めてく言葉をこえて 私を今 魂が揺さぶるどうして ひとり これまで 生きてこれたの

Julia – 斉藤由貴

頬づえをつくと サイドミラーに のぞく私 夢見てるなだらかな坂 ゆるいカーブ タメ息がでちゃうさり気ない顔 何気ないふりカーオーディオ 指さし方も「ボサノバは好

MOON WALTZ~月の輪舞~ – 斉藤由貴

春 花に 恥じらう 肌は夏 波に 内緒の はなし群れ 育つ 恋のうわさ 食べココロ あえかに 羽根を はやした丸い胸 百合の色 首筋は胡蝶蘭乙女はうたかた 咲く

LETTER – 斉藤由貴

拝啓 元気ですか 私は変わりありませんLonging for You, Caring for Youふすまの影 日差しが黙る白い便箋に 青いインクが滲みますLo

このまま – 斉藤由貴

常夜灯に照らされて いつまでも歩いていた昔の去った時の中 白い息吐きながら雪のあかりが夜空に 銀色の屋根をつくった誰もいない車道を もくもくとただ二人きり“世界

Yours – 斉藤由貴

お天気の日に 外にも出ないでこうして鏡を 見つめているとあっけないほど 私はただのそこらへんにいる 女の子なの私が一番したい事は 何?あなたと逢って 笑ったりし

朝の風景 – 斉藤由貴

目が覚めたの?おはよう よく眠っていたわ だからなんだかあまり可愛くて おこせなかったのいい天気よ ちがうわ今日は 日曜じゃないわ ホラトーストが焼けた コーヒ

ホントのキモチ – 斉藤由貴

やめてよ ふざけないで ヤダみんなホラ見ているじゃないシャンパンソーダも笑うから グラスあわせましょうウインクする私 机鳴らすあなたマリンドライブ レストラン 

いつか – 斉藤由貴

振り返り 手をかざす 汽車が今 深い息を吐き微笑んで 微笑まれ 今日 町を出てゆくさんざめく 草原の輝き 後へ後へ流れためらいも 高鳴りも 今はただ 私見守るだ

今だけの真実 – 斉藤由貴

日暮れの海沿いの 小さな部屋に熱いお茶 細いランプそしてあなたそこにいた悲しい恋だね と 誰も言うけどあなたしかないみたい私と同じ人…蒼い波 レースのよう よせ

パジャマのシンデレラ – 斉藤由貴

ねぇあさひよ おこさないでん… あと… すこし…いま とってもすてきな夢みてたところなのさざ波が よせるようにまどろみがつつんだら ほらあなた手をとってねおどり

お引越し・忘れもの – 斉藤由貴

七月七日 七夕様はデート日和です 良い天気初夏の日に 畳の匂いくすくす笑うの 起きだすの不思議ね 私元気なの今日はあの人のお引越し荷物運んでる 楽しげにあの人と

コスモス通信 – 斉藤由貴

白い雲に飛行船が風に追われてく遠い街のあの人に元気と伝えて格子縞の綿のシャツを今も着てるかな?翳りひとつ無い眼は昔のままかな?もしもまだ 私の写真飾ってたらその

土曜日のタマネギ – 斉藤由貴

ゆらゆらスープの海を小舟のように漂う行き場のないカケラまるでわたしの気持ちみたいつめたい電話のせいね火を止めるのも忘れた踊りつかれたでしょうため息ついたポトフW

月野原 – 斉藤由貴

あなたを探して 風をつむぎ夜をさまよういつか逢える そう信じてるねえ 足どりも軽くさあ 進みましょうベルベットの闇の中果てしない道のり月野原に 咲いた花は紅いオ

予感 – 斉藤由貴

それは静かな 予感だったの銀色電車 ホームへ降りて風にふるえて うごけなくなる涙ぐんだら声がしたの あなたの“久しぶりだね”ってほほえみ方あいかわらず ぎこちな

あなたと出逢って – 斉藤由貴

あなたと出逢って ココロのコオリがゆっくり とけて ゆくのがわかるあなたと出逢って 真実(ホント)の花がようやく咲いて くるのがわかる誰にも言わない想いと願い一

迷宮 – 斉藤由貴

赤い羽根 ひらめかせてはこの身体 通り抜ける深い森 翡翠の泉水鏡 写りはしない恋のラビリンス 動けないの孔雀が 鳴いてる愛のラビリンス わからないのあなたを愛し

回転木馬 – 斉藤由貴

ボンソワール いつもあなた そんな気軽さで誘ってくる気遅れしてばかりの私 無邪気さにはかなわないボンソワール 遊園地は まるで色とりどりの風船まだなんにも把握し

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