悲しみの数より 喜びの数が
一つだけ多ければ それでいい
上辺の付き合いに 流されるよりは
ぶつかって離れても それでいい
ささやかなこの願い
やがて 街は 景色(いろ)を変えてしまう
何も起きてはいないように
黄昏に消えてしまう
そして 消えてゆくものは儚く
美しいと知ってしまう
一輪の花のように
昨日を悔やむより 明日を信じて
一歩ずつ進めれば それでいい
近道を選んで 逃げるくらいなら
この道に迷っても それでいい
ゆずれないこの想い
やがて 時間(とき)は人も変えてしまう
あの日交わした約束も
想い出に変えてしまう
そして 永遠の意味に儚く
かけがえのない物を知る
一輪の花のように
誰かを想う情熱も
想われる安らぎさえも
今はまだ欲しくはない
やがて 街は景色(いろ)を変えてしまう
何も起きてはいないように
黄昏に消えてしまう
そして 消えてゆくものは儚く
美しいと知ってしまう
一輪の花のように
一輪の花のように
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