戸田康平

照らされる場所 – 戸田康平

照らされる場所もいつか 照らされる時がくると
離れた二人見つけた 三日月はそっと話す

「今日僕は消えるけど また会える日が来るまで」
さよなら 僕は変らずここにいるよ

限りない空に僕は一人ぼっち それなのに僕だけ
朝を迎えてしまうんだ

手のひらの中のセリフ 届けることできないと
そのまま握りつぶして ため息とともに捨てる

ただすごしては忘れてく もう会えることないかな
さよなら 僕は今でもここにいるよ

この暗い夜に君は一人ぼっち
それなのに僕だけ 光を浴びていたんだ

あの日約束をしていたなら ずっと 僕ら手を繋ぎ
今を 二人で歩いている

限りない空に君は一人ぼっち それなのに僕だけ
朝を迎えてしまうんだ

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