戸川純 avec おおくぼけい
ヒステリヤ – 戸川純 avec おおくぼけい
あふれた涙で 育てた赤い花
吐しゃ物肥料に
血の赤にじんだような食虫植物
置いてゆくわ
ああこれからこの部屋で起ることすべて
貴方の幸も不幸も
充血した目のように見つめ続ける
私のかわり
あふれた涙で 咲かせたヒステリヤ
いろいろあったわ
いろいろあったわよね覚えているわ
この花が
いろいろあったわよね覚えているわ
この花が
あふれた涙で 育てた赤い花
吐しゃ物肥料に
血の赤にじんだような食虫植物
置いてゆくわ
ああこれからこの部屋で起ることすべて
貴方の幸も不幸も
充血した目のように見つめ続ける
私のかわり
あふれた涙で 咲かせたヒステリヤ
いろいろあったわ
いろいろあったわよね覚えているわ
この花が
いろいろあったわよね覚えているわ
この花が
ジンジンジンジン血がジンジン梅も桜もほころびてジンジンジンジン血がジンジン箱入りむすめはねむれないバテレンごのみのテッポーで夢がやぶけりゃギンギラギンはじめて飲
ジェットのような真昼の嵐轟いては地響き上げておののく私を囲むよにああ正体は蝶々の群れ鮮やかな虹色の羽根鋼鉄の鱗粉を散らす生きているうちにしか できないことを本能
閉じ込められた閉じ込められた王様の牢屋の奥に ああ私は 閉じ込められた ああ誰よりも 美しくなりたくて光輝く ダイヤを盗んだからなの私の愛しい あの人のために私
チェンソー スターター 一気に引く手お願い誰か私を止めて骨まで響く振動で全身感じる恍惚 あ駄目殺意のボイラー コークスくべてああもう我慢ができない滴る生き血に餓
さばくよ ナイルよクレオパトラのため息クレオパトラの涙さばくよ ナイルよあかい あかい くちびるのみほす さかずき神さえも迷わす 絹の蜜月燃える 燃える 砂の上
あなたの燃える手で あたしを抱きしめてただ二人だけで 生きていたいのただ命の限り あたしは愛したい命の限りに あなたを愛するの頬と頬よせ 燃えるくちづけ交わすよ
空の彼方にうかぶは雲嗚呼我が恋愛の 名においてその暴虐の 仕打ちにさえもはやただ 甘んじて許す牛のように豚のように殺してもいい いいのよ我一介の肉塊なりライララ
私は待っているわ 愛してくれるまで貴方を待っているわ さようならいつでも待っているわ 愛してくれるまで貴方を待っているわ さようなら例え大惨事が起きて 濁流が走
Hey Lady 私の話しを聞いていろんなとこを旅して得た出来事を誰かに聞いて欲しかったのドラマチックなロマンチックなそしてゴージャスなOh Ladyモンテカル