感傷ベクトル

  • ドレミとソラミミ – 感傷ベクトル

    ドレミをすこしおいかけるゆびさきそっとおどらせて しろくろでしましまあたりまえのひびにうんざりしてしまうきづいてしまったらもとにはもどれないがっかりしないでね あれもしたいな これもしたいなかみさま 勇気をくださいあれもしたいな これもしたいなすこしだけ自由をください ほんとのじぶんになれるかな? ドレミをひとりおいかけるゆびさきそっとはねるよに たいくつなくらしにささやかなたのしみわくわくするよ…

  • forgive my blue – 感傷ベクトル

    Live in the blueこの寒い 鼓動は続くの?孤独に酔う 焦燥が空回る Live in the roomこの暗い 世界は終わるの?手の届く距離でだけ全て測り 嘆いた ダイヤ通り走る日々と人の波にまかれ翳む道を「間違い無い、歩き行け」と正しい嘘が彩るなら選ぶだろう Goodbye myself Please let me go体良く連なる日々を追うNever look back and y…

  • Hide & Seek – 感傷ベクトル

    伸ばす手に僅かに触れる 確かな熱をもう離さないそうして僕はただ流れる時と闇に脅えた眼を開く 地上に揺れる影 数えた刻の重さを語る君は消えた 色褪せた世界と共に 僕を残して 結んだ掌に掴む世界は 輪郭を無くしてゆく揺らめく明日の意味を 君は何処に描く?皹割れたキャンバスで 離れた指に幽かに残る 確かな熱はもう大気に消えた抵抗さえも失くした僕 黄昏をただ待つ 綻ぶ“自分”の糸を紡ぎ直すことも出来ず終わ…

  • 表現と生活 – 感傷ベクトル

    下らない執着を届かない唄をそれで良いそれから始めよう独り 手に余る虚しさだけ振りかざす僕に意味、無い 味の無い食餌に 痛まない胸に 掴め無い理想に怯えてる一人 手を伸べる誰しもが傷口だけ増やす 報われたいと称賛を食って贋物の価値、呑み込む危うい薬「気が付いてる?」「君の所為だろう」 益体ない攻撃につまらない嘘を 誤解のない現実を蹴り倒す背中を探しているのか? 勝算をくれ舞台の上だけで良いから認めて…

  • 冬の魔女の消息 – 感傷ベクトル

    絶えず続く雪の中 音もない森に独りその身に宿る蒼い温度は 自ら凍てつく悲鳴 迷子 抱き上げる腕熱 …温もり偽りの日々でも続くなら そばにいてと なのに独りよりもこの胸は痛みを増していくの それなら、気付いてこんな 私に気付いて 別れはそう 突然にあなたの背を見送って ただ 一つ出来ること雪のように消えるだけ 二度と触れ得ぬその肌の温度と引き換えに私の胸には紅が宿るの やがて春が訪れるこの森でもあな…

  • 孤独な守人 – 感傷ベクトル

    雨止まぬ森を急ぐ風の噂 すがる様に 醒めぬ夢に堕ちた君の微笑みが永久になる悲しみは鞴のように焦りの火を炊きつけて 湛える霊薬の 泉は煌めく汲みげよう さぁ咎と共に ああ その声を願わくば もう一度 瞬く間に泉は枯れて怒りをその身に受ける一掬い希望を残して 雨止まぬ森を独り歩けど出口に逢えず口にすれば呪いは解けるされど君は目覚めない 現れた旅人に 決意を固めて「彼女の元へ」と それを託した ああ そ…

  • blue – 感傷ベクトル

    壊れた気がした僕らはたった今あらゆる世界と切り離されているそれでも居場所を求めて迷う日々美しさに汚れていく 煮え切らないんだ 嘆いても叫んでも生きると誓えるか? その細い手で 感傷とは無関係で進む街 僕を乗せて飛び降りる勇気も無いからここにいる 壊れたフリして 僕らはきっとまだあらゆる世界を受け入れられずにそれでも居場所を求めて迷う日々正しい嘘を教えて この手を掴んでよ 君なら出来るだろう?信じて…

  • Tag in myself – 感傷ベクトル

    振り下ろす拳 世界を裂いて放射状に伸びゆく蜘蛛の巣に自ら掛かる哀れな住人を蝶が静かに嗤う壊したいのは鏡じゃない その奥に生きるこの僕だ流れ出す血は痛みを連れ 価値の無い僕をも生かす 「ようやく出逢えたね」この伸ばす手を悉く逸れ羽霞ませるいつでもそうだ 目指した光 眼を開いて両手伸ばしてもそれは揺らいで掴めど消えていく 足跡から立ち上がる影 走り疲れた僕を追いかける振り返るのを恐れる僕は 軌道を外れ…

  • ノエマ – 感傷ベクトル

    声が風に乗って誰かを刺せば それが望みだった触れ合う事だって 肌を挟めば意味は無いと知った 僕らは終わり無き旅を 今日も独り続けて行く ただ一つ君が描く地図を僕が今 手にする言葉の意味を求め旅は続く 所詮真似事の生き方でも 続く他に無いか答えの出た問いをなぞりながら 生きる他に無いか どうせ僕は箱庭にいるさ本当は“本当”は一つじゃない ニセモノの街でいつもと同じように偽物とヒトの波に揺られ流れてい…

  • 神様のコンパス – 感傷ベクトル

    神様がくれた虹を追いかけて知らない景色を縫って走った無邪気な発明と鈍く光る武器を手にこの位置まで辿りついて 生まれてきたからには誰かの役に立たなきゃ、と言葉を選ぶうちにわからなくなっていったあなたの願いは 僕の心は ねえもう一度 僕のために歌っていい?価値のない歌かもしれないあなたの傷は癒やせないねえもう一度 僕のために歌っていい?ステージライトは似合わない僕は僕にしかなれないから 神様がくれた虹…

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