あなたの噂も 途切れて消えて
胸に沁みます 秋の風
黙って消えた その理由(わけ)を
どうぞ聞かせて あなたから
未練赤々 舞い散る紅葉(もみじ)
逢わせて下さい もう一度
あなたの吐息に 抱かれるたびに
夢を見ました しあわせの
優しい腕の ぬくもりは
今は誰かの ものですか
恋も散り散り こぼれる涙
逢わせて下さい もう一度
冷たい仕打ちを されても ばかね
忘れられない なおさらに
あなたの心 戻るなら
命尽きても 悔いはない
未練はらはら 舞い散る紅葉(もみじ)
逢わせて下さい もう一度
あなたと並んで 飲んでると時間が過去(むかし)に 戻ります二人で通った 思い出酒場胸に広がる なつかしさ焼(や)け棒杭(ぼっくい)に 火がつきそうなふたりの ふ
舟は出るやら 小雨になって泣かすランタン 灯りが濡れるいいの身を引く覚悟でいても逢えば切れない さだめ恋のせてください くれない夜舟丸い障子に 寄り添いながらふ
涙のボレロ 信じてダンスに夢中なふりで誰彼(だれかれ)となく 踊るけど今でも 心は あなただけ夜ごと夜ごと夜ごと夜ごと 迷い込む夜ごと夜ごと夜ごと ダンスの渦(
誰かに見られたら どうするのこの恋は秘密のはず真昼の街角 肩を抱くなんてあなたどうかしてるボレロ…あやうさがボレロ…つきまとうけどあなたを手放して抜け殻になるの
あだな情けを かけたらきっとあとで悔やんで泣きをみる知らぬ私じゃないけれど好きにならずに あゝいられない夢のからくり カラカラと恋のえにしの 糸車風もないのに回