思い出野郎Aチーム

  • 日々のパレード – 思い出野郎Aチーム

    次の朝に向かって歩く 日々のパレード夜の向こうへ僕らを運ぶ 街の喧騒はマーチングドラム過ぎていく毎日を見送る 日々のパレード少しずつ前に進み続ける 渋滞の列はブラスバンド 遠くで鳴ってる いつかのパーティーあの日歌われたはずの言葉 どこかに置き去りにしたまま行き先のわからない日常を 誰もが歩き続けているすべてが変わってく中で 失うことに慣れてしまう それでも今日は結末じゃない物語じゃない毎日を進ん…

  • 君と生きてく – 思い出野郎Aチーム

    baby baby 君と生きてく今夜人々は引き裂かれてるすぐそばで泣いてる誰かと生きてくbaby baby 君と生きてく 声を重ねたい見過ごされてきた人々の声に響き合うこの街のハーモニー真夜中のコーラス隊僕らは今夜 baby baby 君と生きてく今夜人々は引き裂かれてる何もかも違う誰かと生きてくbaby baby 君と生きてく 高い壁の向こうで遮られてる誰かの声に歌声を重ねるために梯子をかけるん…

  • 繋がったミュージック – 思い出野郎Aチーム

    繋がったミュージックみたいに 毎日は続く2台のレコードプレイヤー昨日の夜からフェイドイン 繋がったミュージックみたいに 街はリズムを刻んでレコードと一緒にまわって君と踊ってる 昨日が悲しい歌なら 今日は踊れる曲にしよう気の利いたDJみたいに 日々を繋いでいこう くだらないことは終わらないのに僕らの夜は一瞬だからとっておきの歌を今夜きみと歌おう ララララそして明日の朝にララララきみの声が残るだろう …

  • パラダイスの夕暮れ – 思い出野郎Aチーム

    ゴミを集めながら待ってるパラダイスの夕暮れビルの向こうに見えるのさありもしない海岸線 消しゴムみたいな魂ザラついた紙に擦られた小さな暖かい塊パラダイスの夕暮れ 辺りが暗くなってもまだ俺には君が見えるさ光を失ってもまだ俺には君が見えるのさ ゴミを集めながら待ってるパラダイスの夕暮れビルの向こうに見えるのさありもしない海岸線 消しゴムみたいな魂ザラついた紙に擦られた小さな暖かい塊パラダイスの夕暮れ 辺…

  • 夜明けのメロディー – 思い出野郎Aチーム

    悲しみを夜に置いていくためにダンスフロアに夜明けのメロディー 悲しみをこの夜に置き去りにするためにいつものフロアに音を絶やさずに 疲れ切った夜に消えかけたメロディ追いかけるように歌い出した 磨り減った僕らの声と擦り切れかけたレコード今夜混じり合えばそれは夜明けのメロディ 悲しみを夜に置いていくためにダンスフロアに夜明けのメロディー ここで暮らすだけで勝手に持たされた悲しみをこの夜に置き去りにするた…

  • ウェザーニュースがはずれた日 – 思い出野郎Aチーム

    ゲリラ豪雨が続いて言葉は洗い流されたレポーターは金切り声で過去最高をただ繰り返した 雨が降るより最悪なことが数え切れないくらいあるぜそれでも雨上がりの光がビルに反射すると見とれてしまう ウェザーニュースが外れた日僕らは慌てて出かける次の雨が降る前に新しい場所を見つけるだろうウェザーニュースが外れた日僕らは慌てて出かける雨の気配を感じながら新しい言葉を見つけるだろう 濡れた道は鈍い鏡でうつむいて歩く…

  • 同じ夜を鳴らす – 思い出野郎Aチーム

    街路樹がコマ切れにする街のあかり灰色の夜に星空の代わり朝を待ちながら疲れきって笑った君の横顔は青白い光 憎しみに慣れすぎた午前四時の街分断された人々の夜を少しだけ割れた音で満たしてスピーカーは今日も 同じ夜を鳴らす同じ夜を罪深い僕らを包み込んで同じ夜を鳴らす 夜を鳴らす同じ夜をうずくまる人と 打ちのめされた君と同じ夜を まるで 石の かわり言葉 うけて 血を流す罪なき 人を 尻目に同じ道具を使い …

  • 朝やけのニュータウン – 思い出野郎Aチーム

    朝やけのニュータウン踊り続けて夜を越える僕らが変わればいつかこの街も塗り替わるだろう 踊るのにいらない無駄な ものは 捨てちまう体 だけで 向かう ダンスホール 息をはずませポケットの中で 跳ねた コイン が示すこの夜のテンポ 徐々に加速していく 好きな時に 好きなやつと 誰とだって ダンスを時代遅れ カテゴライズ 捨てて好きに 愛をシンバルに合わせて 高く飛んだ君はこの夜を越えて やがてたどりつ…

  • それはかつてあって – 思い出野郎Aチーム

    九月の路上で君は踊れないジェノサイド 記憶ははるか遠くまた再度起きる前に メモっとくラッカー塗料 無修正の歴史ブロック塀 即席の石碑塗りつぶされた 記憶は弱者に取り壊しても傷跡は街角に残り続ける 目を瞑らずに祈って耳を塞がずに声を聞く路上に花を飾って足を止めずに歩き続けろ それはかつてあって今も続いてる 10:0の加害者にかぎって話を遮ってなかったことにしたがるだけど誰もがもう知ってるクラウドは共…

  • 結局パーティは続く – 思い出野郎Aチーム

    僕らはただのダンサーここではただのダンサー滑稽に踊るだけさ何者でもないさ 僕らはただのダンサー今夜誰もがただのダンサー勝手に踊るだけさ誰も止められないのさ いつの間にか囚われた何か四角いやつをスネアドラムで叩き壊して丸いやつを回してくれよ 一人だとくらっちまう夜も君となら笑っちまうぜどんなクソみたいな日でも結局パーティーは続く 僕らはただのダンサーここではただのダンサー滑稽に踊るだけさ何者でもない…

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