彭城渉

新宿海峡 – 彭城渉

水割りの角氷 かきまわす度
ほろ苦いおもいでが めくれていく
呑む程に酔えもせず 背中を丸め
あの頃をひとり 追いかけていく
新宿海峡 カモメもいない酒場町
新宿海峡 風が啼く

ひからびた歳月が ボトルに映る
人生の哲学を 書き印して
若き日をふりむけば 子供に還る
がむしゃらに熱い サムライだった
新宿海峡 夕陽が赤く染めていく
新宿海峡 夢が舞う

汗ばんだくちびるが 恋しい夜は
バーボンを胸に 流しこむだけ
新宿海峡 酔いどれ達の船着場
新宿海峡 雨がふる 雨がふる

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気まぐれ函館 – 彭城渉

気まぐれ函館 あなたは嫌い優しい素振りも 夢芝居漁火ばかりが 蛍の様に揺れて隠れて 私を泣かす気まぐれ函館 あれから春もいつしか巡って ひとまわり古びた映画を

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