弦哲也

五能線 – 弦哲也

どこへ行ったら あなたから
旅立つことが 出来るでしょうか
残りの夢を 詰め込んだ
鞄を膝に 列車旅
女 みちのく 五能線
窓いっぱいに 日本海

愛が終わった あの部屋に
あなたはいまも ひとりでしょうか
私の匂い するものは
どこかへ捨てて 邪魔ならば
過去を 置き去り 五能線
出直すための 衣替え

ひとり歩きに 馴れるには
時間が幾ら かかるでしょうか
終着駅の そこからが
本当は長い こころ旅
涙 みちのく 五能線
夕陽が落ちる 日本海

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友よ、 – 弦哲也

友よ、一番列車は もう着いたか街の市場は今日も 活気があるかビルの谷間に ひなびた旅館旅人

我、未だ旅の途中 – 弦哲也

人も疎(まば)らな 駅前の小さな灯を 守ってる古い暖簾の 向こうにはあの頃語った 夢がある

犬吠埼~おれの故郷~ – 弦哲也

荒波が打ち寄せる 岬にひとり立ちあれこれと夢を見た 少年の頃あれから幾度の春秋(はるあき)

蛍 – 弦哲也

はぐれ蛍が よりそってしあわせ手さぐり 夢さぐりきれいごとでは 愛しきれないこの人と この

北の噂 – 弦哲也

風の噂を 尋ねて歩く北のはずれの さびれた港迎えに来る日を 待ち佗びながら流れ流れた お前

滝桜…千年の恋 – 弦哲也

ため息ひとつ つくたびに揺れる花びら 風に舞うさくら さくら 滝桜千年咲いて 誰を待つ…あ

天城越え – 弦哲也

隠しきれない 移り香がいつしかあなたに 浸みついた誰かに盗られる くらいならあなたを 殺し

花も嵐も – 弦哲也

泣いちゃいけない 涙をおふき泣けば見えない 俺の目が花も嵐も ふたりの旅路過去をわすれて 

郡上夢うた – 弦哲也

襖一枚へだててもあなたの寝息がきこえます郡上のナー郡上おどりの盂蘭盆会心の火照りをもて余し

橋場の渡し – 弦哲也

蝉は三日で 蛍は二十日いのち限りに 生きるならあなたについて 江戸を出る親や世間の 岸辺を

安芸の宮島 – 弦哲也

ひとりで旅する おんなの背中泣いているよに 見えますかあなたをどんなに 愛してもいつかここ

桜、散る海 – 弦哲也

桜花びら 幾千も瞳をうずめて 空に舞いきららきららと 哀しみが四月の海に 降りしきる突然 

ゆめかぜ – 弦哲也

髪を押さえる 小指の白さ胸の思いが 言えなくてそっと別れた 故郷(くに)の駅風はあの日の 

ふたり酒 – 弦哲也

生きてゆくのが つらい日はおまえと酒が あればいい飲もうよ 俺と ふたりきり誰に遠慮がいる

千年の古都 – 弦哲也

約束もなく 日が昏れて衣笠山に 一番星です蚊柱(かばしら)を追う 蝙蝠(こうもり)も機織る

やんちゃ酒 – 弦哲也

お酒 飲まなきゃ いい人だけど飲んだら 喧嘩(やんちゃ)の 悪い癖いいの いいのよ うれし

裏窓 – 弦哲也

誰もいない 誰もいない裏窓ぬらす 雨の音酒で心を だましだまして飲んでも今夜は 酔えないわ

雪の傘 – 弦哲也

涙の雨より 悲しいことはあなたと歩く 傘がないせめてしぐれが 小雪(ゆき)になるまでそばに

暗夜航路 – 弦哲也

生きてゆくのが 下手だからにがさ重ねて 千鳥足いいのいいのよ あんた……風がヒュルヒュル 

みちのく挽歌 – 弦哲也

吹雪まじりに 汽笛が鳴いてふっとあんたの 面影がくもりガラスの 窓に映って長い冬です 寒い

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