庄野真代

飛んでイスタンブール – 庄野真代

いつか忘れていった こんなジタンの空箱(からばこ)
ひねり捨てるだけで あきらめきれるひと
そうよ みんなと同じ ただのものめずらしさで
あの日しゃれたグラス 目の前にすべらせて
くれただけ…

おいでイスタンブール
うらまないのがルール
だから愛したことも ひと踊り風の藻屑
飛んでイスタンブール 光る砂漠でロール
夜だけの パラダイス

胸にかすかにしみた 低い電話のさよなら
かすり傷のひとつ 残せもしないひと
そしてしょうこりもなく
すぐにいたみもぼやけて
今日は今日の顔で 描(か)きあきためぐり逢い
描(えが)いてる……

おいでイスタンブール
人の気持はシュール
だからであったことも 蜃気楼 真昼の夢
好きよイスタンブール
どうせフェアリー・テール
夜だけのパラダイス
飛んでイスタンブール 光る砂漠でロール
夜だけの パラダイス

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わかれうた – 庄野真代

途(みち)に倒れて だれかの名を呼び続けたことが ありますか人ごとに言うほど たそがれは優しい人好しじゃ ありません別れの気分に 味を占めてあなたは 私の戸を叩

想い出のラブ・ソングス – 庄野真代

幕があがるまであと5分いつもと同じ ドレスで唄うわ昨日の町に 忘れたものはライラックの飾りと 昨日の涙唄うのは Love song めぐる季節の中で風も緑も 色

中央フリー・ウェイ – 庄野真代

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ラスト・チャンス – 庄野真代

これが最後のチャンスあなたにとってこれが最後のチャンス私をひきとめるもういやなの あなたの浮気ぐせ遊び上手な あなたの事は何も知らない 私なんて数ある恋の 一つ

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自分で作った方がジャム ジャムおいしいはずだわジャム ジャム慣れた手つきで エプロン早起きして 作るの朝摘み一番フレッシュ いちごいじわるあなたのためジャム ジ

輪舞(ワルツ) – 庄野真代

電話もしないでたずねて来たの雨の中 アドレス握りしめてドアーを開けた時すべて終った今度も私うぬぼれていたみたいね背中まるめて急いで歩けば一目でふられた女とわかる

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あんなに白く 月が光って私の恋を 笑っている ah ha ha心残りも 少しあるけどのぼり疲れた 二人はもどれない別れようって言ったのは あなたの方なのに最後の

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化粧の後の かがみの前でいつも貴方の手を借りた背中のボタンがとめにくい一人ぼっちの部屋で今は居ない貴方にそっとそっと おやすみなさいもう陽にやけた タタミのにお

悲しい色やね – 庄野真代

にじむ街の灯を ふたり見ていた桟橋に止めた 車にもたれて泣いたらあかん 泣いたらせつなくなるだけHOLD ME TIGHT大阪ベイブルースおれのこと好きか あん

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