広野ゆき

望郷よされ – 広野ゆき

海に出ようと故郷の川へ
鮭は戻って 行くと言う

木枯らしまでが じょんから三味(じゃみ)に
なぜか聴こえる 都会(まち)ぐらし

よされ よされ 望郷よされ
母の 顔見に 帰ろか明日(あす)はー。

止める母の手振り切りながら
恋に走って 幾年(いくとせ)か

夜汽車を送るなみだの顔が
瞼閉じれば また浮かぶ

よされ よされ 望郷よされ
遅いけれども 帰ろか詫びにー。

愛を失くした女の身には
いまは恋しい 雪便り

あの日のように凍(しば)れる指で
もいちど弾きたい 太棹(ふとざお)を

よされ よされ 望郷よされ
明日(あす)と 言わずに 帰ろか夢でー。

人気の新着歌詞

一円玉の旅がらす – 広野ゆき

一円玉の旅がらすひとりぼっちでどこへゆく一円玉の旅がらすあすは湯の町 港町一円だって 一円だって恋もしたけりゃ 夢もあるああ 出世街道 どこへゆく一円玉の旅がら

哀恋蝶 – 広野ゆき

苦しいものですね恋は振り向いて下さい どうかあきらめられません あなたふるえつづけてます…蝶のように やさしくしてくれたのは あなただけですそれを私 真に受けま

誰よ… – 広野ゆき

追いかけたけれど あの人の後姿見つけられないまま小雨のアパートの曲り角思い切り 泣きました誰よ 私の大切な男を奪ってゆくなんて帰るとことがなくなれば私の胸に戻っ

Back to top button