広沢タダシ

手のなるほうへ – 広沢タダシ

いつの間に目隠しでもう 何も見えないの
体中に駆け巡るそう 怖いぐらいの予感

自分の事を 責める声があまりに うるさくて
なんにも聞こえないんだ

形のない風に吹かれて 僕らはどこに行くの?
形のある愛し方なんて 僕にはできないから
手のなるほうへ

失って また求めて 繰り返すだけで
今ではもうわけ分からなくなって 頭抱えるだけ

心の震え 取り除く為には
そんな夜も 時には必要なのさ

胸の高鳴りを感じたら 僕らは体かさねて
朝が来てしまうその前に 君とさよならしよう
手のなるほうへ

ただ思うがまま ただ素直なままで
僕のせいじゃないさ

形のない風に吹かれて 僕らはどこに行くの?
今は身を任せることしか 僕にはできないから

胸の高鳴りを感じたら 僕らは体かさねて
朝が来てしまうその前に 君とさよならしよう
手のなるほうへ

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