遥か遠くに 揺れて君は眠るだけ
ひと雨来そうだ もうこれで終わりにする
事も出来るよ
足掻(あが)いても無駄さ 探しても駄目さ
何も 聞こえやしないだろう
さあ おいでよ
きっと もっと 高い場所に行ける
立ち上がるなら
何度でもほら 相手になる
遥か遠くに 揺れる陽炎
今 君は夢を彷徨って
悲しいほどに 何も出来ない身体
降り出した雨に 打たれて眠るだけ
無い物ねだりの その目はまだ希望を
捨ててないだろ
諦めないこと それもまた君が持てる
僅かな答えだから
さあ おいでよ
きっと もっと 「楽しい」場所に行ける
どこかで聞いた
言葉が胸を よぎるけれど
例えば君の 全て奪って
何もかも儚い夢だと
とどめを刺して これで終わりにしよう
光る稲妻に 目を閉じて
遥か遠くに 揺れる陽炎
今 君は夢を彷徨って
悲しいほどに 何も出来ない身体
降り出した雨に 抱かれて眠るだけ
このまま
ひとりきり
さよなら
降り出した雨に 抱かれて眠るだけ
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