幸村精市(永井幸子)

ロング・グッド・バイ – 幸村精市(永井幸子)

街の灯が滲むハイウェイ
このまま揺れて
戻れないひとつの影

数えた星が 消えてゆくのを
同じ想いで 見上げた夜

堅く握った 手の温もり
夢を話した 何も知らないで

笑い合った季節が
過ぎてゆくこと
切なさに 涙があふれ出して
つたうこと

今はただ遠ざかる
街の灯りを
見つめて走る夜のハイウェイ
おもわず
声に出して つぶやく名は 風に舞って
いつか届くのならそれでも
さよならは言わずに good-bye

くだらないこと 競い合って
傷つけあった 日もあったね

肩を並べて 歩いた道
不確かなもの 追いかけていた

本当は分かってた
いつかこの日が
来ることを 心の奥の方で
気づいてた

街の灯が滲むハイウェイ
このまま揺れて
戻れない振り返らないと
誓って
輝く日々 胸に抱いて 永久(とわ)に続く
終わらない未来への long good-bye
本当は分かってた
いつかこの日が
来ることを 心の奥の方で
気づいてた…のに

今はただ遠ざかる
街の灯りを
見つめて走る夜のハイウェイ
おもわず
声に出して つぶやく名は 風に舞って
いつか届くのならそれでも
さよならは言わずに good-bye

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