平義隆

働くひとたち – 平義隆

幼少から然程不自由もなく こうして今大人になれたのは
両親が無我夢中で 働いてくれたおかげなんだ
社会に出てみてはじめて知った 働くということの厳しさを
汗を流しながら日々を 生きるということの尊さを

真夜中まで長距離トラックに 乗っていた寡黙な父親と
パートを続けて育児を こなしていた母をいつも見てた
誰に褒められることなんてなく まして表彰されもしないけど
家族のためきっとひとは 自分以上に強くなれるんだ

苦労さえ少しも見せず 笑ってくれた大きな愛が
ふさぎ込むたび 頼りない 僕の背中を押してくれている

働くひとのその頬を 流れ落ちる汗が
きっと誰かの暮らしをそっと 支えているんだ
愛することの本当の 意味を見落とさずに
迷いながらも 自分なりに
今僕にできる仕事と向き合ってゆくよ

ぐれて仕様がなかった親友も 今は優しい二児のパパになり
朝早くから営業で 得意先に頭を下げている
役者を志し上京した あの娘も地元の保育士になり
子供達に通る声で 夢物語を聞かせてあげている

様々な仕事があって 補い合って社会は回る
夢見た未来と ほど遠い 現実を誰もが懸命に生きてる

働くひとのその頬を 流れ落ちる汗が
あなたの街の暮らしをきっと 支えているんだ
愛することの本当の 意味を見落とさずに
躓きながら 自分なりに
今僕にできる仕事と向き合ってゆくよ

今日も穏やかに笑ってくれる 少しだけ老けてきた両親を
これからは僕が支えていけたらと そう思っているんだ
そしてバトンが渡されるように いつか僕が我が子に出逢う時
与えられた愛情を 惜しみ無く次の世代へつなぎたい

働きながら 今日も生きてゆく
働くことで つながり合ってゆく

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