平沢進

Lotus – 平沢進

かたくなに夜は来て はるか道の上
キミがまた歌う時 胸は急いでゆく
変わらないものをたずね
明日は生きる日と
あの日から見えていた
キミに咲くロータスよ

とめどなく夢に見る
まだ見えぬ場所へ
夜をまたくぐる時
キミは生まれていた
人知れず道に降る 雨の水に似て
キミがまた眠る時
夢に咲くロータスよ

キミまだ眠り深く 夢見て見晴らす
あの日から見えていた
キミに咲くロータスよ

キミまだ眠り深く 夢見て見晴らす

かたくなに夜に住み
キミの夢を見る
変わらない人をたずね
道にまようよりも

終わらなくとどく声 はるか道の上
キミがまた歌う時 花は急いで咲く

かたくなに夜に住み
キミの夢を見る
変わらない人をたずね
道にまようよりも
終わらなくとどく声 はるか空の下

キミがまた歌う時
胸に咲くロータスよ
あの日から見えていた
キミに咲くロータスよ

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