平川大輔

Nowhere, but Now Here. – 平川大輔

時計の針みたいに追立てられてるんだね
秒針が急ぎ過ぎちゃズレてくだけだよ

おんなじ場所をグルグル回り
何処にいるのかわからないだろ?

どこでもない (その答えは) 君自身さ
(昨日とは) 違う場所に僕らは立っているんだ
感情的なんて (ならないでいい) 息を吸って
(君は今) ここにいるよ そして何処へでもいける

齷齪(あくせく)ってアクセルを踏み続けてるんだね
速度超過して焦ってもゴールは見えてない

同じコースで周回しても
遠くまでいけるわけじゃないだろ?

目紛しく (見えて実は) 進んじゃいない
(昨日とは) 違う場所に立ってる筈なのにね
現状って言葉 (使っていちゃ) 繰り返しさ
(君は今) ここだけれど 何処へも行けなくなる

動いてるように見えて、時計の中心なんて
止まってるままなんだよね、気付いてるかい?

どこでもない (ここから今) 始めるんだ
(昨日とは)違う場所に 立たなくちゃ

目新しく (見えて何も) 変わってない
(でもそれが) この世界さ それじゃつまらないだろう
歩くくらいの (スピードでいい) 遠くを見て
(君はまだ) ここだけれど きっと何処へでも行ける

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