平たか子
昭和舟歌 – 平たか子
世間に背(そむ)き 義理に泣き
故郷(ふるさと)はなれた 遠い日々
舵とるおまえ おれが櫓(ろ)で
ふたりで渡った 浮世川
涙の先に 明日(あす)を見て
いい夢さがしに 流れ舟
肌刺す風と 月の夜は
ふたりが唄った 船頭歌
結んだ縁(えにし) ふり向けば
いまなら言えるさ ありがとう
今夜は飲めよ 熱い酒
ふたりの人生 たたえよう
世間に背(そむ)き 義理に泣き
故郷(ふるさと)はなれた 遠い日々
舵とるおまえ おれが櫓(ろ)で
ふたりで渡った 浮世川
涙の先に 明日(あす)を見て
いい夢さがしに 流れ舟
肌刺す風と 月の夜は
ふたりが唄った 船頭歌
結んだ縁(えにし) ふり向けば
いまなら言えるさ ありがとう
今夜は飲めよ 熱い酒
ふたりの人生 たたえよう
春 桜舞い散る 城下町三味線 奏でる 花の音月夜の宴は人びとの 絆を 深めえにしよ ひろがれ夏 ねぶたに灯る うすあかり三味線 奏でる 愛の音祭りの宴は人びとの
花は咲いてもみんなの幸せ まだですか今日という日は いちどかぎりの花舞台優しさあつまり 笑顔あつまり幸せ 届いて 歌って 踊って命の花を 咲かせましょう命の花を