工藤慎太郎

風船の歌 – 工藤慎太郎

風にふわり舞い上がる
丸い風船が一つ
みんな指差し空を眺めた

ビルの谷間くぐり抜け
また一つ山を越えて
やがて青い海の向こうまで

遠い国で一人泣いてる男の子
涙忘れ 風船を見て 笑った

さあ飛んでゆけ 君のもとへ
向かい風に吹かれても
さあ飛んでゆけ 君のもとへ
どんな雨に打たれても
さあ飛んでゆけ 誰かのもとへ
いつかまあるく未来が
さあ飛んでゆけ 誰かのもとへ
次は君の優しさで 膨らむように

しぼみながら落ちてゆく
丸い風船が一つ
誰も見向きもせず歩いてく

夏の太陽くぐり抜け
また一つ冬を越えて
やがてポトリと地面に落ちた

遠い国で一人うつむくお爺さん
拾い上げた風船を見て笑った

さあ飛んでゆけ 君のもとへ
旅に終わりがあるなら
さあ飛んでゆけ 君のもとへ
心に咲く花になれ
さあ飛んでゆけ 誰かのもとへ
この色の無い世界を
さあ飛んでゆけ 誰かのもとへ
次は君の優しさで 彩るように

赤青黄色緑 大空を染めるよ
もっともっともっともっと風よ吹け

さあ飛んでゆけ 君のもとへ
向かい風に吹かれても
さあ飛んでゆけ 君のもとへ
どんな雨に打たれても
さあ飛んでゆけ 誰かのもとへ
いつかまあるく未来が
さあ飛んでゆけ 誰かのもとへ
次は君の優しさで 膨らむように

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