工藤慎太郎

笑っておくれよ – 工藤慎太郎

笑っておくれよ 僕のために
優しい言葉なんかより
いつでも街の中で 僕を誘うように手を引くように
笑っておくれよ 僕のために
一人で心閉ざさないで
一人で歩かないで 悲しい顔しないで 笑っておくれよ

正しさや嘘もわからぬ時代に僕等は生まれた
ひどく優しい歌が消えてゆくようで何だか不安だけど
その答えは君の中でゆっくりと解けてゆく

信じてみなよ 君のことを
運命なんか気にしないで
今まで歩いてきた 沢山の足跡を信じていきなよ

街の風は 君を凍えさせるけれど 走り続けるんだ
君の体はいつか ボロボロになるけれど 心は温かくなる
今、光は君の姿 ゆっくりと包み込む

街の風は 君を凍えさせるけれど 走り続けるんだ
君の体はいつか ボロボロになるけれど 心は温かくなる
今、光は君の姿 ゆっくりと包み込む

笑っておくれよ

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