川守宏

親父の詩 – 川守宏

雲が流れる 空見上げれば
遠いふるさと 思い出す
バカ野郎って 親父の口癖が
そんな言葉も ぬくもりさ
時には逆らい 困らせた
俺のわがまま 貫いて
心配かけたね 親父には
白髪交じりの 薄い髪

赤く染まった 夕暮れ時に
響く太鼓の 乱れ打ち
浴衣姿に 手と手をつないで
祭囃子に 胸踊る
大きな肩に 肩ぐるま
遠い昔の 思い出さ
迷惑かけたね 親父には
とうに八十 越えている

夜空流れる 星に願いを
何を叶えて 欲しいのか
いつの間にやら 知らずに時は過ぎ
親父の顔にも しわ増えて
いつしか背中に 淋しさを
切なく思う この俺さ
幸せいっぱい もらったよ
がんこ親父よ ありがとう

人気の新着歌詞

待っててくれよ – 川守宏

港港で浮名を流したどり着いたらさ お前の胸に好きなだけ遊べと 目に涙わかっているさ 女の情けの深さ鴎と一緒に 帰るからあぁ… 焼津港で 待っててくれよすぐに帰れ

Back to top button