川中美幸・弦哲也

うすゆき草 – 川中美幸・弦哲也

おなじ歩幅で これからも
ふたり歩いて 行けたらいいね
北風(かぜ)に吹かれて 咲いている
可憐な花だよ うすゆき草は
夢を信じて ついて来る
抱けばいとしい おれの花

まわり道でも ふたりなら
心いたわり 愛してゆける
細いからだを しならせて
けなげに咲く花 うすゆき草よ
無理をするなよ つらければ
泣いていいんだ おれの胸

冬のきびしさ 耐えぬいて
花は大地に 命を咲かす
今日という日を せいいっぱい
希望(きぼう)の花だよ うすゆき草は
にごり水でも 空映す
虹のかけ橋 ふたりづれ

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ふたり花 – 川中美幸・弦哲也

かわす目と目で 話ができるそれが夫婦(めおと)と いうけれど暗い夜道を 手をとりあって越えたなみだの 水溜まりありがとう…おまえはおれの 俺の 恋女房好きと好き

今夜は乾杯 – 川中美幸・弦哲也

おぼえていますか この写真忘れはしないよ 花嫁姿北風しのいだ 雪割草がきれいに咲いたよ ふたりの窓にあなた おまえ 今夜は乾杯あなたと一緒で よかったわおまえの

とまり木迷子 – 川中美幸・弦哲也

あなたごめんね それでも好きよ同じおもいさ 俺だってグラスが涕いて 氷がとける離れたくない 離しはしないふたりゆらゆら とまり木迷子添えぬさだめを 注がれて注い

わかれの午前零時 – 川中美幸・弦哲也

琥珀のグラス飲みほせば最期のわかれが 訪れるこんなに あなたを愛しているのにめぐり逢うのが おそすぎたアデュー アデューふたりの恋よ時計の針が かさなればこれき

二輪草 – 川中美幸・弦哲也

あなた おまえ呼んで呼ばれて 寄り添ってやさしくわたしを いたわって……好きで一緒に なった仲喧嘩したって背中あわせの ぬくもりがかようふたりは ふたりは二輪草

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