嶋三喜夫

母恋峠 – 嶋三喜夫

雪の坂道 転げ坂
いつかは春と 越えてきた
なんでどうして…
この俺のこして 一人で逝った
泣けば なみだに
雲がながれる 母恋峠

遠いあの日の かえり道
背なかで聴いた 子守唄
今は聞けない…
あなたを呼んでは 唇かんで
泣けば なみだに
心しぐれる 母恋峠

里の日暮れを 汽車が行く
在りしの母を 乗せて行く
秋はもうすぐ…
終わりの季節よ わら焼く煙り
泣けば なみだに
染まる夕日の 母恋峠

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見かえり峠 – 嶋三喜夫

森の日暮れに ひぐらし鳴いてあの娘をしきりに 恋しがるひとりが切ない 祭りの季節笛や太鼓は はしゃいでもあれも夢 これも夢遠い別れの 見かえり峠栗がはじける 裏

男 しぐれ酒 – 嶋三喜夫

俺のかわりに 風が哭(な)く駅裏暖簾の しぐれ酒秋の匂いが 望郷の遠い思い出 連れて来る故里(くに)に忘れた 夢ひとつあてもないまま 酔いどれて右から左へ 迷い

夕やけ慕情 – 嶋三喜夫

西へかたむく 夕陽の下に俺のうまれた ふるさとが在る紀伊国(きいのくに) 海と山みどり野に 母の影思い出すたび 恋しくなって空を指さす 夕やけ慕情幼なじみと 世

港のカナちゃん – 嶋三喜夫

そりゃないよカナちゃんボトルの下に さがさないでとなぐり書き 今度ばかりは本気だと 人さわがせにもほどがある うれしがらせてまたまた消えた お茶目千鳥に日暮れる

夕焼けわらべ – 嶋三喜夫

(オーイ)夕焼けが 聴こえるかい母さんの 呼んでる声も 聴こえるかい縁側 柿の木 しおからトンボみんな みんな 何処行ったやら瞼を重ねりゃ 夕焼けわらべ夕焼けが

月の渡り鳥 – 嶋三喜夫

風の吹くまま 気の向くままに俺と同じか…はぐれ鳥月を掠(かす)めて 哭(な)いて飛ぶ信州追分 小諸宿(こもろじゅく)越えりゃ身に沁む あゝ 宿場(やど)灯り生ま

ふるさとが聞こえる – 嶋三喜夫

夕焼け 横丁 コップ酒立ち呑み ざわめき 一夜干し負けちゃ駄目よと 姉さんのあのひと言に… ふるさとが聞こえる…そんな気がする 夕暮れに想い出微笑み 故郷(ふる

夜汽車は走る – 嶋三喜夫

窓にもたれて 振り返り 振り返り口に出さずに さよなら告げた切つない別れが いま沁み沁みとまぶたに熱く ああ よみがえる夢の中 故郷(ふるさと)へ 夜汽車は走る

里がえり – 嶋三喜夫

駅の日暮れに 雨降りしきる母は迎えに ひとりで来たか傘をかしげて 二言三言うしろ姿が哀しくて胸がいたむよ 里がえりおれがこのまま 一緒に住めば母の笑顔も 見られ

酒は男の夢しずく – 嶋三喜夫

やけに侘しい 晩秋(あき)の酒泣けてくるほど…故郷は遠いゆきずり暖簾の ぐい呑み語り生まれ育ちも 身の上も知らぬ同士が こころ通わす酒は男の 酒は男の夢しずく「

母はふるさと – 嶋三喜夫

病に臥せった 母の寝顔に涙がひとすじ…夜更けに伝う故郷の島より 旅立つ俺を見送る夢でも 見てるのだろか「あなたの息子は ここにいますよ」どんな時でも 母は心の 

おふくろの海 – 嶋三喜夫

俺が半分 つくったような苦労白髪の おふくろよおやじを失くした 小舟も錆びて磯の波間に ゆれながら漕ぎ手待ってる 涙のむこう年はとっても 動けるうちは浜に出るの

山里しぐれ – 嶋三喜夫

しぐれおろしが山から里へ辛いうわさを連れてくる町へ嫁いだ あの娘はあの娘はいくつ枯葉つもった裏木戸開けりゃ浮かぶせつない 面影が昨日ひと雨 今日ひと雨と来たり去

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