島崎ひとみ
ゆれる – 島崎ひとみ
生ぬるい夢の中 二人 歩いてる
あてもない静寂の中
傷だらけの手を縛って
重ねた誓いは 互いを飲み込んで
もたれあい絡まりながら
夜の闇に逸れていく
このコエは届いていますか
眠れぬココロ
ゆれる鼓動 壊れてく吐息
朝に沈む‥‥
静かに流れる淡い雲の切れ間から
零れた青い光 優しく傷跡を照らす
このヨルを超えていけるかな
未熟なココロ
擦り切れた孤独な哀しみ
ぬくもり探す
このコエは届いていますか
眠れぬココロ
ゆれる鼓動 壊れてく吐息
朝に沈む‥‥
生ぬるい夢の中 二人 歩いてる
あてもない静寂の中
傷だらけの手を縛って
重ねた誓いは 互いを飲み込んで
もたれあい絡まりながら
夜の闇に逸れていく
このコエは届いていますか
眠れぬココロ
ゆれる鼓動 壊れてく吐息
朝に沈む‥‥
静かに流れる淡い雲の切れ間から
零れた青い光 優しく傷跡を照らす
このヨルを超えていけるかな
未熟なココロ
擦り切れた孤独な哀しみ
ぬくもり探す
このコエは届いていますか
眠れぬココロ
ゆれる鼓動 壊れてく吐息
朝に沈む‥‥
冷たい風がまだ幼い春を連れてくる何も言わずにはじまっていく新しい季節ぬくもり残る あなたのカケラ長い夜の中で孤独と優しさ寄せ合い二人でみた夢も人波が飲み込んでい
長い暗闇をぬけて やっと触れたココロここに 感じる 瞳を閉じてくだらない強がりばかり ぶつけ合ってきたね今は 遠い はしゃぎ合えた日々伝えたい伝わらないあなたが
あの日あの偶然二人を走らせた一人じゃない現実さえ見えないくらいそう わかってた時が経って全てがあの頃とは変わったことゆっくりと溶けていく離れてた時間懐かしいぬく
突然目が覚めた 窓をたたく雨音染みついていた生ぬるい 影どこまで戻れば違う「今」をよんだの滲んでいく 月あかり耳にまだ残るあの日 消えた 足音淡い 闇に 溶ける
そっと置いた言葉で 罅が入るやっと在る ガラスの空間出会った頃の二人はどこに消えたの?泡みたいに‥‥どこかで逃げていたこと二人 優しさのカタチすれ違い 真横を通
今日で終わろうね 二人重ねた日々さえもずっとそばにいると 約束した夜も些細なことで ケンカしたのはピリオドをつけないあなたがだした 私へのサイン離れてくあなたを
彼女に言えない 秘密の中で私とあなたの 罪が生まれる友達のフリは たぶんできるわ嘘の匂う嘘で うまくかき消すずっとずっとこのままでいれたらいいねって言うけど素直
雲がつつんだ ざわめく街で感じたあなたに似た気配が 時間を止めたちくっと疼きだす引き出しにしまったまだ柔らかい二人の淡い日々ひとりじゃ広すぎるこの孤独足が竦む未
あなたを思い出す この店に来るたび坂を上って きょうもひとり来てしまった山手のドルフィンは 静かなレストラン晴れた午後には 遠く三浦岬も見えるソーダ水の中を 貨