島崎ひとみ
とまどい – 島崎ひとみ
あの日あの偶然
二人を走らせた
一人じゃない現実さえ
見えないくらい
そう わかってた
時が経って全てがあの頃とは
変わったこと
ゆっくりと
溶けていく
離れてた時間
懐かしいぬくもりへの扉
開けて
思い出の中にまだ
しまいきれてなかった
戸惑いは胸の奥に
隠してしまった
柔らかい気持ちがまた
二人を包むから
帰りたくない
ゆっくりと
溶けていく
離れてた時間
懐かしいぬくもりへの扉
開けて
あの日あの偶然
二人を走らせた
一人じゃない現実さえ
見えないくらい
そう わかってた
時が経って全てがあの頃とは
変わったこと
ゆっくりと
溶けていく
離れてた時間
懐かしいぬくもりへの扉
開けて
思い出の中にまだ
しまいきれてなかった
戸惑いは胸の奥に
隠してしまった
柔らかい気持ちがまた
二人を包むから
帰りたくない
ゆっくりと
溶けていく
離れてた時間
懐かしいぬくもりへの扉
開けて
冷たい風がまだ幼い春を連れてくる何も言わずにはじまっていく新しい季節ぬくもり残る あなたのカケラ長い夜の中で孤独と優しさ寄せ合い二人でみた夢も人波が飲み込んでい
長い暗闇をぬけて やっと触れたココロここに 感じる 瞳を閉じてくだらない強がりばかり ぶつけ合ってきたね今は 遠い はしゃぎ合えた日々伝えたい伝わらないあなたが
突然目が覚めた 窓をたたく雨音染みついていた生ぬるい 影どこまで戻れば違う「今」をよんだの滲んでいく 月あかり耳にまだ残るあの日 消えた 足音淡い 闇に 溶ける
そっと置いた言葉で 罅が入るやっと在る ガラスの空間出会った頃の二人はどこに消えたの?泡みたいに‥‥どこかで逃げていたこと二人 優しさのカタチすれ違い 真横を通
今日で終わろうね 二人重ねた日々さえもずっとそばにいると 約束した夜も些細なことで ケンカしたのはピリオドをつけないあなたがだした 私へのサイン離れてくあなたを
生ぬるい夢の中 二人 歩いてるあてもない静寂の中傷だらけの手を縛って重ねた誓いは 互いを飲み込んでもたれあい絡まりながら夜の闇に逸れていくこのコエは届いています
彼女に言えない 秘密の中で私とあなたの 罪が生まれる友達のフリは たぶんできるわ嘘の匂う嘘で うまくかき消すずっとずっとこのままでいれたらいいねって言うけど素直
雲がつつんだ ざわめく街で感じたあなたに似た気配が 時間を止めたちくっと疼きだす引き出しにしまったまだ柔らかい二人の淡い日々ひとりじゃ広すぎるこの孤独足が竦む未
あなたを思い出す この店に来るたび坂を上って きょうもひとり来てしまった山手のドルフィンは 静かなレストラン晴れた午後には 遠く三浦岬も見えるソーダ水の中を 貨