岡田由美

  • 演歌旅がらす – 岡田由美

    生駒山から お天道さまの笑顔見送り 受けまして今日もキリリと 晒(さら)しを巻いておんな伊達らの 三度笠日本全国 隅々(すみずみ)にめぐり演歌の アンア アンアーアン旅がらす 女ごころは おんなでなけりゃ分かるもんかと 切る啖呵(たんか)長い道中 色恋沙汰も涙まじりに あおる酒泣いて情けの 艶(つや)がでる無駄にゃならない アンア アンアーアン演歌ぶし 明日は何処へと 気の向くままよほつれ合羽に …

  • おんな一輪 浪花華 – 岡田由美

    花も実もある 浪花の空で夢を心に 生きている苦労なみだを 何度も噛んで目指す演歌の 花道をとどけ広がれ この歌をおんな一輪 おんな一輪浪花華(なにわばな) 景気不景気 この世の風に吹かれ枯れてく 花もある偲ぶ面影 あなたの胸に縋(すが)り泣きたい 夜もあるここは一番 勝負どこ耐えて根を張る 耐えて根を張るど根性 花の都の 真ん真ん中にいつか咲かせる この命生きる地図さえ 何処にもないが一期一会の …

  • 夫婦椿 – 岡田由美

    あなたと出逢えた この幸せをなんで今さら 手放せましょか夫婦椿が 寄り添うように深い絆で 支えたい心つないで 心つないで生きてゆきましょ これからも 暗くてさみしい 切ない夜は広い背中に 縋(すが)って眠るあなた私の 生き甲斐だから尽くす苦労も 愉(たの)しくて夢をかさねて 夢をかさねて花と咲きましょ ねぇあなた 雨風しのいで 真冬を耐えて芽吹くつぼみは 明日の希望(のぞみ)夫婦椿が 重なるように…

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