岡林信康

どうして二人はこうなるの – 岡林信康

きみは壁にむかってじっと黙りこくり
もう一時間も前から何にも喋らない
ぼくはきみの背中をよこめで睨みつけて
わめきたいのを我慢してねちねちいじけてる
こんなことの繰り返しばかりみじめすぎるこのままじゃ
飛び越えたいんだこの垣根 何とかして
だけどいつも垣根の前でうろうろしてるだけ

なんでわいらはいつでもこんな風になるのでしょう
こんな景色のえー所に住んでいるのに
カラスも アホーと鳴いてるし カエルものぞいてる
キュウリもナスビも実をつけて揺れてるぷうらぷらー
こんなことの繰り返しばかりみじめすぎるこのままじゃ
飛び越えたいんだこの垣根 何とかして
だけどいつも垣根の前でうろうろしてるだけ

仲良くしているときのほうが 飯もよく食える
だいいちとても楽しいし 体も調子がエエ……
ほんとは仲良くしたいのに どうして 出来ないの
おせえていったい何が 邪魔をしているのでしょう
こんなことの繰り返しばかりみじめすぎるこのままじゃ
飛び越えたいんだこの垣根 何とかして
だけどいつも垣根の前でうろうろしてるだけ

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祈りの朝 – 岡林信康

哀しみの夜よ 闇に抱かれてひとりこの胸の痛みは いつまで続くか二度と戻れない 深い闇の底まで崩れゆくその時 ささやくあの声あなたの内なる 確かな力を信じてその手

Gの祈り – 岡林信康

胸に風が吹く夜は熱い想い消えぬように胸に雨が降る朝も燃やし続けてあたたかい季節が過ぎる時 凍てついた空に初めて届くだろう想いの熱さは遠い唄 聞きながら今は待つだ

ゆがんだサングラス – 岡林信康

このサングラス ひどく ゆがんでたはずして はじめて 気がついたあんなにひどいブスに見えてた君がこんなにいかしてたこれから腕組み大通り ふたりで一緒に歩こうよこ

ミッドナイト・トレイン – 岡林信康

窓から見えている 青いお月様とかけっこしているようなウー ミッドナイト・トレインとにかくとびのった あの町後にしてあかりが遠ざかるウー ミッドナイト・トレイン明

君に捧げるラブ・ソング – 岡林信康

悲しみにうなだれる君を前にしてそうさ何も出来ないでいるのがとてもつらいせめて君の為に歌を書きたいけどもどかしい想いはうまく歌にならない今 書きとめたい歌君に捧げ

Doraku Lady – 岡林信康

Lady Lady Lady Lady ナウい Doraku LadyLady Lady Lady Lady ナウい Doraku LadyLady Lady

血まみれ – 岡林信康

ちぎれて飛んだポスターが今夜も風に踊ってる遠くで犬が吠えてるぜきっとあいつは弱い犬吠えていないとこわいからいつも誰かにかみついてウ~アハ 今夜もウ~アハ 血まみ

あの娘と遠くまで – 岡林信康

まだぼくをおってくる ひつじ小屋のかげぼうしだけどもうこわくないあの娘に出会った今はあの娘は このままのぼくを許してやさしくだきしめてくれたんだから出かけよう 

Good bye My Darling – 岡林信康

Good Bye My Darling 愛しの人よこうなる様な気が…Good Bye My Darling これもいいだろう夢を見たのさ 素敵な夢を…生きてゆく

らっせーら!! – 岡林信康

さてもこの場の皆様よ らっせーらっせーら!不思議な御縁で巡り合い らっせーらっせーら!リズムに揺られてゆくうちに らっせーらっせーら!いつしか和んで参ります ら

蓮華燈 – 岡林信康

池の面は 花盛り風にざわめく 賑わいもやがて枯れては 水鏡巡る景色を映し出すああ デデレコデンああ デデレコデンさても静かな 水の底たとえ面が 騒いでも花が消え

何だか分かぁ~んない!? – 岡林信康

豊かに 便利になりました世の中 様変わり分らん事が 多すぎて私も 年なのかアヨイヨイ! アヨイヨイ! アヨイヨイ!何だか何だか分かぁ~んない!?社長さん ゴッホ

ええじゃないか! – 岡林信康

遊び疲れた ウグイスが戻りゃ やさしく抱きとめる例えば浮かれた ウグイスが男であると するならば押しても倒れぬ 梅の木は花も実もある オナゴかなAh…オナゴはチ

酒持って来い – 岡林信康

酒は飲んでも 飲まれちゃならぬ分っております そりゃごもっともいっそキッパリ 酒止めましょかでも そうなると コリャ 又 さみし酒持って来い(まだ、飲むのかえ?

戻り橋思ひ川 – 岡林信康

作り笑いと 巧みな化粧でやさしい女に 化けたってお前のウソなど お見通しだと冷たく当たった わしじゃったああそれから コリャリャンリャああどうした コリャリャン

風詩 – 岡林信康

秋の終りに 鳴く虫の音はそばにお前が 居るのに淋しだからこうして 相寄り添うて巡り会えたを 噛み締めましょうヤンサノエー ヨイヤマカショヤンサノエー ヨイヤマカ

浮世数え唄 – 岡林信康

一つ ヒマなら こちらへおいで思いつくまま 数え唄ヨイヨイ ヨイヤマッカ ドッコイ サノセヨイヨイ ヨイヤマッカ ドッコイ サノセ二つ 船乗り港に 女戻りゃ 女

乱の舟唄 – 岡林信康

海は荒れ模様ああ血が騒ぐ楽をし過ぎて 鈍った腕も波を相手に さあ目を覚ませ漕げよ海峡に 嵐が近い舟で頼るは 生身がひとつ辛い時ほど 力はうなる浜であの娘が 惚れ

流れ者 – 岡林信康

飯場飯場と 渡ってくおれは一生 流れ者流れ流れて どこまでも明日を知れない この俺さ工事終った その日から俺も居ないさ この街に飯場飯場と 渡ってくおれは一生 

山谷ブルース – 岡林信康

今日の仕事はつらかったあとは焼酎をあおるだけどうせ どうせ山谷のドサずまいほかにやる事ありゃしねぇ一人酒場で飲む酒にかえらぬ昔がなつかしい泣いて 泣いてみたって

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