岡本敦郎

白い花の咲く頃 – 岡本敦郎

白い花が 咲いてた
ふるさとの 遠い夢の日
さよならと 云ったら
黙って うつむいてたお下髪
悲しかった あの時の
あの 白い花だよ

白い雲が 浮いてた
ふるさとの 高いあの峰
さよならと 云ったら
こだまが さよならと呼んでいた
淋しかった あの時の
あの 白い雲だよ

白い月が ないてた
ふるさとの 丘の木立ちに
さよならと 云ったら
涙の眸で じっとみつめてた
悲しかった あの時の
あの 白い月だよ

人気の新着歌詞

高原列車は行く – 岡本敦郎

汽車の窓から ハンケチ振れば牧場の乙女が 花束なげる明るい青空 白樺林山越え谷越え はるばるとララララ ララララララララ高原列車は ラララララ 行くよみどりの谷

さくら貝の歌 – 岡本敦郎

美しき 桜貝一つ去り行ける 君にささげんこの貝は 去年の浜辺にわれ一人 ひろいし貝よほのぼのと うす紅染むるはわが燃ゆる さみし血潮よはろばろと かよう香りは君

みどりの馬車 – 岡本敦郎

よろこび燃え立つ 雲の峰みどりの馬車で ゆきましょううれしく晴れた 青い空山彦 こだまも 唄うでしょうひづめも軽く 鈴ならしみどりの馬車は エーホー エーホーい

チャペルの鐘 – 岡本敦郎

なつかしの アカシヤの小径は白いチャペルに つづく径若き愁い 胸に秘めてアヴェ・マリア 夕陽に歌えば白いチャペルの ああ白いチャペルの 鐘が鳴る嫁ぎゆく あのひ

美しい乙女 – 岡本敦郎

森のこみちを あるいてた小鳥のような 美しい乙女あかつきの まぼろしか月の女神か なつかしいすみれの花よ すみれの花よみずうみいろの かの瞳何を夢みる 美しい乙

すずらんの花 – 岡本敦郎

すずらんすずらん 夢の花春来れば 小さきひとみをあげて見る 紺青の空物言わず そよかぜゆれどならぬ鈴 白き鈴蘭すずらんすずらん 愛の花海こえて ひなの野辺より移

アカシヤの花 – 岡本敦郎

たそがれの 並木をゆけばアカシヤのアカシヤの白きはなぶさうるわしき まゆしのばせてほのぼのとほのぼのとにおいて咲きぬほのぼのとほのぼのとにおいて咲きぬ暮れゆけば

リラの花咲く頃 – 岡本敦郎

リラの花が 胸に咲く今宵ほのかな 夢の香にああ 想い出のあのささやき遠くはるかに 聞えくるよリラの花が 胸に散る今宵やさしく 手を組みしああ 過ぎし日のあのメロ

あこがれの郵便馬車 – 岡本敦郎

南の丘を はるばると郵便馬車が やってくるうれしい便りを 乗せてひずめの ひびきもかるく耳をすまして ごらんなさいほらほらほらほら やってくる郵便馬車は 夢の馬

ラバウル海軍航空隊 – 岡本敦郎

銀翼つらねて南の前線ゆるがぬ護りの海鷲たちが肉弾くだく敵の主力栄(はえ)ある吾らラバウル航空隊数をば恃(たの)んで寄せ来る只中必ず勝つぞと飛び込む時は胸に挿した

Back to top button