岡晴夫

  • 東京の花売娘 – 岡晴夫

    青い芽をふく 柳の辻に花を召しませ 召しませ花をどこか寂しい 愁いを含む瞳いじらし あの笑くぼああ 東京の花売娘 夢を見るよに 花籠抱いて花を召しませ 召しませ花を小首かしげりゃ 広重描く月も新たな 春の宵ああ 東京の花売娘 ジャズが流れる ホールの灯影花を召しませ 召しませ花を粋なジャンバーの アメリカ兵の影を追うよな 甘い風ああ 東京の花売娘 人気の新着歌詞 男一匹の唄 – 岡晴夫…

  • 広東の花売娘 – 岡晴夫

    紅の雲 黄金(きん)にかゞやく 港広東埠頭(バンド)をゆくよ 花売り娘可愛い前髪 ひすいの耳環花を召しませ 南国の甘い花よ 水の面(も)に 燈火かゞやく夢の広東流れて燃ゆる フラワーボート漕げよ舳舟反(サンパン) 胡弓の調べ花を召しませ 月の夜に薫る花よ 七色に ネオン輝く夜の広東ホテルの窓に ギターのひびき霧にぬれてる フランス・ブリッジ花を召しませ 青春の紅い花よ 人気の新着歌詞 男一匹の唄 …

  • 港シャンソン – 岡晴夫

    赤いランタン 夜霧に濡れてジャズがむせぶよ 阜頭(バンド)の風に明日は出船だ 七つの海だ別れ煙草は ほろにがい 泣いてくれるな 可愛い瞳よどうせ船乗り 波風まかせあすはどこやら 鴎の仲間青い海見て 暮らすのさ 暗い波止場に いま鳴るドラはどこの船やら 三本マストせめて今宵は しみじみ酔おか海は果てない 旅じゃもの 人気の新着歌詞 男一匹の唄 – 岡晴夫 赤い夕陽は 砂漠の果てに旅を行く…

  • 啼くな小鳩よ – 岡晴夫

    啼くな小鳩よ 心の妻よなまじ啼かれりゃ 未練がからむたとえ別りょと 互いの胸に抱いていようよ 面影を 旅ははるばる 果てないとても呼べば届くよ 夜ごとの夢に思い出したら 祈ろじゃないかつきぬ縁(えにし)を 身の幸(さち)を さらば小鳩よ 心の妻よ瞳曇るな また逢う日まで帽子ふりふり 後(あと)ふり向けば暁(あけ)の野風が ただ寒い 人気の新着歌詞 男一匹の唄 – 岡晴夫 赤い夕陽は 砂…

  • 逢いたかったぜ – 岡晴夫

    逢いたかったぜ 三年ぶりに逢えて嬉しや 呑もうじゃないか昔なじみの 昔なじみの お前と俺さ男同志で 酒くみ交す街の場末の おゝ縄のれん 生れ故郷の 想い出ばなし今宵しみじみ 語ろじゃないか昔なじみの 昔なじみの お前と俺さこんどあの娘(こ)に 出逢ったならば無事(まめ)で居るよと おゝ言ってくれ 誰が流すか ギターの唄に遠い思い出 偲ぼじゃないか昔なじみの 昔なじみの お前と俺さ夢が欲しさに 小雨…

  • 青春のパラダイス – 岡晴夫

    晴れやかな 君の笑顔やさしく われを呼びて青春の花に憧れ 丘を越えてゆく空は青く みどり燃ゆる大地若き生命(いのち) 輝くパラダイス二人を招くよ 囁くは 愛の小鳥そよ吹く 風も甘く思い出の夢に憧れ 丘を越えてゆくバラは赤く 牧場の道に咲く若き生命 あふるるパラダイス二人を抱(いだ)くよ 花摘みて 胸にかざり歌声 高く合わせ美(うるわ)しの恋に憧れ 丘を越えてゆくゆらぐ青葉 白き雲は湧きて若き生命 …

  • 上海の花売り娘 – 岡晴夫

    紅いランタン ほのかにゆれる宵の上海 花売娘誰の形見か 可愛い耳輪じっとみつめる 優しい瞳あゝ 上海の花売娘 霧の夕べも 小雨の宵も港上海 花売娘白い花籠 ピンクのリボン襦子もなつかし 黄色の小靴あゝ 上海の花売娘 星も胡弓も 琥珀の酒も夢の上海 花売娘パイプくわえた マドロスたちのふかす煙の 消えゆく蔭にあゝ 上海の花売娘 人気の新着歌詞 男一匹の唄 – 岡晴夫 赤い夕陽は 砂漠の果…

  • 南の島に雪が降る – 岡晴夫

    南海の果て マノクワリ孤塁を守る 我が部隊故国へ繋ぐ 一筋の思いをこめし 演劇班あゝ 南の島に 雪が降る南の島に 雪が降る 病に細る 首もたげ食い入る如く 見る瞳焼けつく飢えも 何かある写さん恋し 面影をあゝ 南の島に 雪が降る南の島に 雪が降る 昨日も一人 今日も亦次々欠ける 戦友よ十字の砲火 浴びながら倒れてやまん この舞台あゝ 南の島に 雪が降る南の島に 雪が降る 戦う武器と ならずとも泪で…

  • 憧れのハワイ航路 – 岡晴夫

    晴れた空 そよぐ風港出船の ドラの音愉(たの)し別れテープを 笑顔で切れば希望(のぞみ)はてない 遥かな潮路あゝ 憧れの ハワイ航路 波の背を バラ色に染めて真赤な 夕陽が沈む一人デッキで ウクレレ弾けば歌もなつかし あのアロハオエあゝ 憧れの ハワイ航路 常夏の 黄金月夜のキャビンの 小窓を照す夢も通うよ あのホノルルの椰子の並木路 ホワイトホテルあゝ 憧れの ハワイ航路 人気の新着歌詞 男一匹…

  • 国境の春 – 岡晴夫

    遠い故郷は はや春なれどここはソ満の 国境(くにざかい)春と云うても 名のみの春よ今日も吹雪に 日が暮れて流れ果なき アムールよ ペチカ燃やして ウォッカ汲(く)めば窓に流れる バラライカ祖国離れて 旅する身にはなぜか心に しみじみと響くやさしの セレナーデ たとえ荒野(あれの)に 粉雪降れどやがて花咲く 春じゃもの咲けよオゴニカ 真赤に咲けよ燃ゆる血潮の この胸に明日の希望の 花よ咲け 人気の新…

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